第6編成(パステルブルー)

【私鉄に乗ろう 77】上毛電鉄再挑戦その3

望遠(手持ち!)だと、どうしても画角が狭くなります。この桃の木川橋梁は96.1m、100m近くあるのですが短く見えますね。

線路が上下にうねっています。

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上泉から1.1kmで赤坂駅。周囲は建て込んだ住宅地。

駅名標。駅は上泉町にあります。赤坂という駅名の由来が分かりません。開業は1933年(昭和8年)。

1.3kmで心臓血管センター。スゴイ駅名です。元々は、乗客が増加していた60年代に上泉駅から赤城山南麓に登って行く大胡駅までの区間に交換可能な駅がなく、既設の赤坂駅、江木駅は勾配途中の集落にあって交換設備の設置が困難であった為に開設された前橋病院前信号所でした。

列車交換します。

駅名標。前橋病院前信号所は、1994年(平成6年)に駅に昇格。前橋病院が「循環器病センター」に改称されていたため、開業時の駅名は循環器病センター駅でした。2001年(平成13年)に循環器病センターが「心臓血管センター」に改称されたので駅も心臓血管センター駅に改称されています。

心臓血管センターの建物、手前に猿橋という木造の橋があります。

2016年11月に上毛電鉄に乗った時の写真を拡大してみると、大月にある有名な猿橋と同じ構造の刎橋(はねばし)であることが分かります。しかし、何故この場所に刎橋が、しかも短い上に川面のすぐ上なので刎橋にする必要が全く無いにも関わらず架橋されているのか、分かりません。2016年11月は天気が良いですねぇ。

※2016年11月撮影

上毛電鉄で最も短い駅間0.6kmで江木駅。手前で撮ったもう少し引いた写真がブレていて使えず、駅に近づいた写真です。勾配の途中だということが分かります。

これも2016年11月の写真。西桐生から中央前橋に向かっているので反対方向の前面展望です。中央前橋側から来ると江木駅の手前がカーブしながら勾配を登ってくることが分かります。

※2016年11月撮影

駅名標。1928年(昭和3年)開業。駅の北〜西側に80年代に造営された市営江木団地があって朝夕は混む様です。駅名標の背後に駅前の駐車場(上毛電鉄パーク&ライド)が見えています。

【私鉄に乗ろう 77】上毛電鉄再挑戦 その4 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)