※2022年1月撮影

トップ画像は、内房線青堀駅。ロータリーに冬の花が咲いています。

青堀駅は、巌根駅から国道16号線で30分ほどでした。「青堀駅前」という信号を左折するとそのまま駅前ロータリーになります。

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しかし、またしても逆光です。既に11時ですが冬至からまだあまり日が経っていないので太陽は昼近くても低いのです。影の長さで分かります。

※2022年1月撮影

公道の跨線橋が内房線の南側に渡っています。駅舎の手前はトイレ。撮影者の背後は駐輪場。

※2022年1月撮影

北東側、公道跨線橋の下から。駅舎の屋根はトタン貼りの様でした。

※2022年1月撮影

駅舎出入口。奥に自動改札機が見えます。駅舎前面の青い部分、かつては売店があった雰囲気です。

※2022年1月撮影

有人駅です。筆者は青春18きっぷを提示してホームに構内跨線橋で渡りました。

※2022年1月撮影

跨線橋から東京湾側を見れば北に君津火力発電所の煙突や吐き出す煙が、南にはJERA富津火力発電所の高い煙突も見えました。湾岸には巨大な工業地帯が広がっているのです。

駅舎出入口から駅前ロータリーを見ています。青堀駅前時計台花壇、時計はちょうど11時を指しています。11時にこの木の影です。正面右には上野塚古墳があります。

※2022年1月撮影

駅舎前に大きな「富津観光ガイド」が立っています。

※2022年1月撮影

大島の行き帰りにフェリーから戦争用に作られた富津岬沖の第1・第2海堡を何度か見ました。跨線橋から望んだ工業地帯の南西側には潮干狩場が広がっていてその先が富津岬なのです。素晴らしい自然が工業地帯の横にある不思議な東京湾です。三浦半島からも晴れた日にはハッキリ見える「東京湾観音」はもう少し南にあります。

ロータリーの中に懐かしい井戸ポンプがありました。

※2022年1月撮影

筆者が小学生の頃、世田谷区の自宅の庭にも同じ井戸ポンプがありました。井戸水は一年を通して16℃ほどで、夏には清冽な冷たさですが、真冬は湯気がたつほどに暖かいのです。

※タイトルは『木造駅舎』となっていますが、厳密に「構造として木造建築」の駅舎だけをとりあげているワケではございません。あくまでも筆者が好感を抱いた駅舎を恣意的に選ばせていただいています。外観が明らかに木造建築と異なる場合でも、煩雑を避けるためタイトルは【木造駅舎カタログ】のまま進行いたします。悪しからずご了承ください。

※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。

※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道を撮影する時は感謝の気持ちを伝えましょう。ありがとうございます。

(写真・文章/住田至朗)