画像提供:伊豆急行

伊豆急行は24日、伊東~伊豆急下田間が1日乗り降り自由になる「伊豆満喫フリーきっぷ」を発売すると発表した。

<発売期間>
2022年1月31日(月)~3月31日(木)
※伊東駅のみ2月1日(火)から発売

<利用期間>
2022年2月1日(火)~3月31日(木)

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<価格>
大人1,900円、小人950円

<発売箇所>
伊東駅・伊豆高原駅・伊豆熱川駅・伊豆稲取駅・河津駅・伊豆急下田駅

「伊豆満喫フリーきっぷ」は同社が毎年期間限定で発売しているもので、区間内の日帰り旅行に便利なフリーきっぷとして知られる。例年とは異なり、今年は河津桜の見ごろの時期にあたる2月~3月に利用できる。伊豆急行によれば「河津桜まつり期間(2月~3月)にかけて発売するのは今回が初めて」という。

特急列車への乗車には別途特急券などが必要になるものの、普通列車ならこの一枚で区間内どこへでも行ける。伊豆急下田~伊東駅の往復運賃は大人3,300円。区間内をフリーきっぷで往復乗車すると最大で1,400円安くなる計算だ。ぶらり途中下車をしながらとなるとさらにお得感は増す。

首都圏から伊東まではJR東日本の「お先にトクだ値」などの割引きっぷも活用して特急「踊り子」に乗車し、伊東からは「伊豆満喫フリーきっぷ」でのんびり車窓を眺めながら……といった使い方がいいだろうか。帰りはたとえば夕方まで伊豆急下田に滞在して、伊東から首都圏までの乗車券、伊豆急下田から首都圏までの特急券やグリーン券を追加で買って、「踊り子」「サフィール踊り子」でちょっぴり贅沢してみるのもいい。

「河津桜」の見ごろは2月上旬頃から。沿線では2月1日(火)~28日(月)にかけて「第32回河津桜まつり」が行われるほか、桜並木・名木のライトアップも実施する。

特急「踊り子」に使用されるE257系(イメージ)
2019年にリニューアルされた「下田ロープウェイ」

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止などにより、発売を見合わせる可能性もあります。また、フリーきっぷは数量限定発売のため、在庫僅少となった場合は伊豆急行ホームページなどで発表されます。(鉄道チャンネル編集部)