銚子電鉄の故障車両が復活、伊予鉄や京王重機整備もサポート 2日から運行再開
2022年1月24日に発生した2000形2002編成の車両故障により、1編成での運行を余儀なくされていた銚子電鉄。
同社Twitterでは「復旧までに相当の時間を要する見込み」と伝えられていたが、わずか1週間で当該車両の修理が完了。安全運行に支障がない旨を確認できたため、2月2日より運行を再開した。
先程、仲ノ町駅 5:37発 外川行き始発列車より、故障修理が完了した2002編成が、運転を開始致しました。皆様のご支援への感謝を込め、本日より #ピンクニュージンジャーイルミネーション号 として運行いたします。本当にありがとうございました。#銚子電鉄 pic.twitter.com/KmoSy5JoJt
— 銚子電鉄(公式) (@choden_inubou) February 1, 2022
頑張ったのは銚子電鉄だけではなかった。同車両の購入元である伊予鉄道や、京王帝都電鉄時代に整備を担当していた京王重機整備から、代替部品の提供や技術的なサポートを受けたという。
銚子電鉄は一時的に「限界鉄道」となった同社への励ましに感謝を述べつつ、今回の輸送障害に関しては、「事態を深く受け止め、再発防止に努めるとともに、引き続き安全運行に取り組んでまいります」としている。同社が保有する営業用電車3本のうち、全般検査中で稼働できない1本も3月には復帰する見込み。
運行再開にあたり、2022(令和4)年1月24日までに購入した定期乗車券・回数乗車券の有効期限を7日間延長する。2日より仲ノ町駅、列車内で対応する。