相模鉄道(相鉄)は3月12日から、二俣川駅で緩急接続や、JR直通列車を特急に格上げするほか、停車時間短縮などを図る。

夕方、二俣川駅で同一ホーム乗り換え

夕方のラッシュ時間帯(18時30分~20時ごろ)の急行海老名行きについて、二俣川駅で同一ホームに必ず各停湘南台行きが停車しているように変更する。

この緩急接続により、横浜駅から急行を利用する人は、いずみ野線の列車に乗り換えるさい、ホームで待つことなく同一ホームで乗り換えられるようになる。

一部のJR直通下り列車を特急に

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平日・土休日とも、JR直通下り列車で、相鉄線内の列車種別を変更。平日上り列車の変更はない。

具体的には、おもに日中の各駅停車が特急に格上げされ、朝・夜の特急が各駅停車になる。

このほか、次のような変更もある。

所要時間が1~2分程度増

平日・土休日とも、ホームドアが設置された駅と設置予定駅では、ホームドアの開閉時間を考慮した停車時間に見直し、定時性を確保。

そのため、現行でも停車時間に余裕を取っている朝ラッシュ時間帯などを除き、日中や深夜時間帯の多くの列車で始発駅から終着駅までの所要時間が1~2分程度増加する。

また、これにより一部の始発列車の出発時刻を1~3分程度繰り上げる。

二俣川駅の停車時間を1~2分程度短縮

平日・土休日とも、日中時間帯(12時30分~16時ごろ)と夜間時間帯(21時30分~23時ごろ)、各停横浜行きと各停湘南台行きの二俣川駅での停車時間を1~2分程度短縮。

これにより、いずみ野線利用者の乗り換えがスムーズになる。

二俣川駅 最終かしわ台行きの出発番線を2番線から1番線に変更

平日・土休日とも、下り最終かしわ台行きと最終湘南台行きの二俣川駅での乗り換えをスムーズにするため、最終かしわ台行きの出発番線を2番線から1番線に変更。

これにあわせ、2番線から出発する最終湘南台行きの出発時刻を2分繰り上げる。