3月25日から運転を開始する20100形(画像:アルピコ交通)

アルピコ交通(長野県)は22日、上高地線の新型車両20100形(1編成2両)の試験調整や乗務員訓練が終了したと発表した。

新型車両の運行開始日は2022年3月25日(金)、新島々駅13:27発から。当面の間はデビュー記念ヘッドマークを装着して運行する。26日(土)以降の運行予定は同社ホームページの「鉄道上高地線運行情報」で知らせる。

新型の20100形は元東武の20000系。かつてはメトロ日比谷線直通運転に使用されていた。モーター付きの中間車2両を譲受し、運転台を付けるなど改造が施され、外観もアルピコ交通らしい配色になっている。

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なお、上高地線では2021年8月の大雨により田川橋りょうが被災し、松本駅~渚駅間はバスによる代行輸送を行っている。乗降場所や乗り換え方法は同社ホームページで案内中。