中村壱太郎&尾上右近も絶賛! 鏑木清方 日本画作品109件を展示! 没後50年 鏑木清方展 東京国立近代美術館で5/8まで、京都国立近代美術館は5/27日~7/10開催

2022.04.06

近代日本画の巨匠 鏑木清方がこの世を去ってからことしで50年。

彼の作品をコレクションする東京国立近代美術館と京都国立近代美術館で「没後50年 鏑木清方展」と題した企画展を開催。

東京国立近代美術館は5月8日まで、京都国立近代美術館は5月27日~7月10日に開催する。

―――鏑木清方(1878~1972年)の代表作として知られ、長きにわたり所在不明だった《築地明石町》(1927年)と、あわせて三部作となる《新富町》《浜町河岸》(どちらも1930年)は、2018年に再発見された。

今回の「没後50年 鏑木清方展」は、この三部作をはじめとする109件の日本画作品で構成。

切手にもなった《築地明石町》。あわせて三部作となる《新富町》 と《浜町河岸》。2019(令和元)年に44年ぶりに公開されたこの三部作を、東京・京都の両会場とも展示替えなしで紹介。

さらに、清方が毎回力作を出品したグループ展・七絃会展の出品作《雪紛々》(1937年)など10点が、回顧展で初公開される点にも注目が集まる。

東京会場は、清方の関心の「変わらなさ」に注目

浮世絵系の挿絵画家からスタートした清方は、その出自を常に意識しながら、晩年に至るまで、庶民の暮らしや文学、芸能のなかに作品の主題を求め続けてきた。

東京国立近代美術館「没後50年 鏑木清方展」では、そうした清方の関心の「変わらなさ」に注目し、「生活をえがく」「物語をえがく」「小さくえがく」という3つのテーマに分けて作品を並列的に紹介。

関東大震災と太平洋戦争を経て、人々の生活も心情も変わっていくなか、あえて不変を貫いた清方の信念と作品は、震災を経験しコロナ禍にあえぐいまの観覧者に強く響くはず。

チケットや開館時間、展示作品などの詳細は、公式サイト・公式作品リストへ↓↓↓

◆没後50年 鏑木清方展
https://kiyokata2022.jp/

◆「没後50年 鏑木清方展」展示作品リスト(PDF)
https://www.momat.go.jp/am/wp-content/uploads/sites/3/2022/03/kiyokata_list_J.pdf

中村壱太郎・尾上右近も同企画展に注目!

この東京国立近代美術館「没後50年 鏑木清方展」開催にあわせ、清方が歌舞伎に足しげく通い、歌舞伎に着想した作品を残していることから、若手歌舞伎俳優である中村壱太郎と尾上右近とが会場を訪れ、トークイベントを開催。2人は、今回の「没後50年 鏑木清方展」開催にむけて、こんな言葉を残した。

中村壱太郎:母方の曾祖母 吾妻徳穂が鏑木清方と交流があり、お家に招いたり、招かれたりしていたことは聞いています。

尾上右近:わたしも父方の曾祖母などが清方と交流があったと聞いています。

中村壱太郎:今回の「没後50年 鏑木清方展」を拝観して、眼福といいますか、美しいものを観て人間ってほんとうに幸せになれるんだっていうのを体感しました。とくに着物などの日本の文化に触れていつも仕事をしているからかもしれませんが、生活感にあふれているのを感じましたね。

尾上右近:わたしは絵を見て作者の人物像を想像するのが好きなのですが、清方の描く風俗や生活、歌舞伎の世界観を見て品格と知性を感じました。江戸っ子の粋だとか風流も描かれていて、観ていて楽しいですよね。

中村壱太郎:洒落っ気があるというか、遊び心というか。

尾上右近:あと髪の毛や筋の感じや、ぼやっとした輪郭のラインとか、清方の緻密な観察力と集中力、そして上品に爆発しているという点が大好きです。

―――そんな「没後50年 鏑木清方展」は東京国立近代美術館で5月8日まで、京都国立近代美術館で5月27日~7月10日に開催。詳細は、公式サイトへ↓↓↓
https://kiyokata2022.jp/