埼玉県 浦和美園駅を終点とし、起点の赤羽岩淵から先、さらに東京メトロ南北線・東急目黒線と直通する埼玉高速鉄道 埼玉スタジアム線。

この埼玉スタジアム線を運営する埼玉高速鉄道の荻野洋 代表取締役社長が、 次世代自動車・スマートエネルギー特区、スマートホームコミュニティ先導的モデル街区「浦和美園 E-フォレスト」街開きイベントに、中央住宅 品川典久 代表取締役社長、高砂建設 風間健 代表取締役社長、アキュラホーム 宮沢俊哉 代表取締役社長、さいたま市 清水勇人 市長、Looop 中村創一郎 代表取締役社長、浦和美園 E-フォレスト自治会 上島啓司 副会長、内閣総理大臣補佐官・衆議院 村井英樹 議員らとともに登壇したさい、鉄道好きや沿線に住む人たちをワクワクさせる話題を伝えた。

まず新車導入。埼玉高速鉄道線(埼玉スタジアム線)は、浦和美園駅から先、東武野田線(アーバンパークライン)岩槻駅まで線路を延ばす延伸計画が動いている。

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この延伸にあわせて、「8両編成1本を近畿車輛に発注しました。形式はまだ未定だけど、もともとプラットフォームなどを共通化した車両になる予定。先頭車の顔の表情などは新しくするかもしれない」と教えてくれた。

いま走っている埼玉高速鉄道2000系は、川崎重工業と近畿車輛でつくられたくるま。この形式やプラットフォームなどを共有して前面フェイスやバリアフリーなどを更新して出てくるか。

埼玉高速鉄道 荻野社長は「有楽町線の新型車両ありますよね。あれと設計を共通化する……」とも。

そうすると、メトロ17000系 8両編成は近畿車輛でつくってるから……といろいろ考えるとおもしろい。

―――とにかく初対面の記者に対して、いろいろ痛快な口調で誰にでも優しく接してくれる、埼玉高速鉄道 荻野洋 社長。「東大落語研究会」にいたという記事もあって、ユーモアや親しみやすさがにじみ出ていて、わずか10分の話にもワクワクしてしまった。

荻野社長は埼玉県出身。1970(昭和45)年に東京大学を卒業、1977(昭和52)年米国インディアナ大学留学(修士)後、日本国有鉄道入社。大阪鉄道管理局などを経て国鉄分割民営化後は、JR東日本へ入社し、本社広報部長を経て、1997(平成9)年盛岡ターミナルビル社長、2000(平成12)年JR東日本取締役盛岡支社長、2003(平成15)年日本レストランエンタプライズ社長、2009(平成21)年同社会長、2011(平成23)年日本ホテル会長。2014(平成26)年より現職。

「埼玉高速鉄道の電車も、将来は新横浜や品川、海老名にも行くだろう(検討中)」といった、まだまだおもしろい話が続くから、また次の記事で。

◆ブルートレイン北斗星 食堂車 グランシャリオでお食事♪ 埼玉高速鉄道の電車に乗って 行こう!
https://tetsudo-ch.com/12346503.html

◆埼玉高速鉄道線の電車に乗ってブルトレ名機 EF66 と EF81 に会いに行こう!
https://tetsudo-ch.com/12338648.html

◆ローカルなのに新しい車両基地カフェ、戸建て分譲住宅やマンションの建設がすすむ終着駅の先で発見
https://tetsudo-ch.com/11666488.html

(画像:左から2番目が埼玉高速鉄道 荻野洋 代表取締役社長)