55分働いて5分チル休みをとる―――業務中の5分間休憩が脳の生産性を高める可能性があることがわかってきた!

リラクゼーションドリンクブランド「CHILL OUT」(チルアウト by Endian)は、20歳~59歳の会社員500人を対象に「会議時間と生産性」に関するアンケート調査を実施。

その結果、会社員の7割以上が、60分単位の会議時間を「短縮したい」と思っていることがわかった。

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また、業務中に5分間の休憩を取ることが業務における生産性にどのような影響を与えるかを確認するため、脳の認知機能を調査。

その結果、業務中の5分間休憩によって知的生産性が向上したことを示唆する結果が得られたという。

こうした結果を踏まえ CHILL OUT は、従来の60分単位の業務スケジュールを55分間に短縮して5分間の戦略的休憩を取る、令和のチルなワークスタイル「55(ゴーゴー)協定」を提唱していく。

◆55(ゴーゴー)協定
https://butfirstchillout.com/special/55kyotei/

意識調査アンケート結果の注目ポイント

会社員の7割以上(71.8%)は、60分単位の会議を「短縮したい」と思っている。

また、約7割(69.6%)が自身の勤務先でも「55分間働いて5分間休憩を取る働き方」を導入してほしいと回答した。

認知機能実験結果の注目ポイント

業務中の5分間休憩が「マインドワンダリング」状態を促進させ、知的生産性を向上させる可能性が、認知課題テストから判明。

長時間連続して業務を行った実験条件よりも、5分間の休憩を間に取った実験条件の方が、生産性が向上したことを示唆する結果が得られた。

戦略的に休憩する働き方にむけた「55協定」へ

「55(ゴーゴー)協定」とは、「CHILL OUT」が提唱する令和のチルなワークスタイルの浸透を目指して、Endianと賛同企業とが協同で取り組む協定。

従来型の60分単位の業務スケジュールを、55分間に短縮して5分間のチル休みを取り入れる「戦略的に休憩する働き方」に賛同を得て、社内に導入して実際に取り組んでもらう考え。

昨今のテレワーク普及により、黙々と働き続ける機会が増えたことで、Endianは当たり前にあった少しの休憩や雑談も失われてしまっていることを危惧している。

2022年以降ますます社会全体の労働人口の減少が加速し、ビジネスの生産性の向上が求められているなか、Endianは「55協定」を通じてビジネスパーソンに「CHILL OUT」を提供していくことで、仕事と仕事の間に5分間のチル休みし、より高いパフォーマンスを発揮することを応援していくという。

55協定を先行導入した企業2社のキーマンがコメント

「今回55協定を実施してみて、一番の収穫は、メンバーと「切り替えの大事さ」について話せたことです。私は切り替え時間がなくてもすぐに次の話に行けるタイプ。だから、インターバルが必要なメンバーに気づかずに、絶え間なく議論することを強要していた部分がありました。ですが今回5分休憩を「仕組み」として実践したところ、切り替え時間があった方が次のスタートからのパフォーマンスが抜群にあがるメンバーがいることを知りました」(SEE THE SUN 代表取締役社長 金丸美樹CEO)

「55協定を導入したことで、社内でコミュニケーションを取る機会が増えました。5分休憩で仕事の壁打ちや、思考を整理する機会につながり、慌ただしく動いていた時よりも一つ一つの仕事の質が高まっている感覚があります。5分のちょっとした休憩で、思考をシンプルにし、再びワークに戻る。このルーティンを社内に浸透させることで、今後も各メンバーが高い集中のもと、気持ちよく働けるようアップデートしていきたいです」(UPSIDER HR 事業部 川又健司 ビジネス採用責任者)

また、55協定を監修した早稲田大学 スポーツ科学学術院 西多昌規 准教授は、「5分で瞬時に頭を切り替えるのは難しいので、音楽を聞いたり、香りを嗅いだり、飲み物を飲んだりと、五感に働きかけることで頭を切り替える、リラックスするための習慣を用意するのがおすすめ」とアドバイスする。