西武鉄道は、曲線上のホームと列車のすき間に転落した利用者を発見する実証試験を、7月21日から行う。

オムロンソーシアルソリューションズが開発をすすめるホーム隙間転落検知システムを使う。鉄道業界が同システムを採用するのは初めて。

実施駅は、新井薬師前駅。1番ホーム(下り)の本川越方2両分に設置。

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そのホーム下に2台のセンサを設置。センサは、異なる高さから水平にレーザを照射。転落した人を検知する。

この2台のセンサが物体を検知すると、ホーム上にある警報器の赤色灯が点滅、ブザーが鳴動し、電車の運転士に知らせる。