野岩鉄道は開業時から在籍する6050型車両(61103編成)の改修に向けて、クラウドファンディング(CF)に挑戦します。期間は2022年8月10日(水)から10月7日(金)までの約2ヶ月。募集金額は1,500万円です。CFの形式は「All-or-Nothing」で、目標金額に達しなかった場合は全額返金することになるため、そもそもの改修が実現しません。

主な修繕・改修箇所として挙げられているのは下記4点。

・模擬運転台の設置(※1両)
・畳スペースの設置(※1両)
・自転車スペースの整備(※1両)
・多機能スペースの整備(※1両)

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方向性としては、「6050型車両の希少性は残しながら、これから少しでも長く使い続けるために観光列車用に改修する」というもの。目玉は実物の運転台を使った模擬運転台の客車への設置です。

模擬運転台の付近には畳座席を設置し、車外の景色の他に情緒あふれる車内空間を創出。2名座席の一部は取り外し、多機能スペースやサイクルトレイン利用の際の自転車置き場を整備することで利便性向上を図ります。

また、調達できた金額次第では同社のジオラマを走る模型電車を併設し連動させることも検討しているとのことです。

(画像はクラウドファンディングページから。応援コメントは鉄道チャンネル編集部側で加工しております)

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