JR九州は2022年11月18日、グリーンボンドの発行について発表しました。発行総額は250億円で、年限は3年、5年、10年です。調達した資金は新幹線車両の新製や鹿児島中央駅西口開発、長崎駅周辺開発などの施策に充当される予定です。

2022年9月23日に開業した西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)に導入されたN700S「かもめ」は、消費電力量の削減や摩耗部品の長寿命化、検修作業の省力化や廃棄品の削減なども図られた車両。現在は6両編成4本(計24両)で運用されています。

JR九州に確認したところ、5本目の「かもめ」導入は2023年夏ごろの予定とのことです。西九州新幹線車両の定期検査が2023年下期に始まることから、営業運転は従来通り4本で行いながら1本を検査に回す体制になります。

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「鹿児島中央駅西口複合ビル」は2023年春、「新長崎駅ビル」は2023年秋にそれぞれ開業予定です。