1月15日 箱根 岡田美術館、1月22日 島根 出雲文化伝承館、2月5日 千葉 関根名人記念館、2月24日 東京 将棋会館、3月10日 東京 将棋会館と、5つの開催地で3勝を争う冬の棋戦―――岡田美術館杯 女流名人戦 五番勝負。

スポーツ報知・日本将棋連盟 主催、ユニバーサルエンターテインメント特別協賛で開催されるこの「岡田美術館杯 女流名人戦 五番勝負」は、その名のとおり、ユニバーサルエンターテインメントの美の殿堂「岡田美術館」での第1局を皮切りに、島根、千葉、東京と5転戦する女流棋士 冬の陣。

ことし2023年の第49期 岡田美術館杯 女流名人戦 五番勝負 は、前年、連覇を重ねてきた里見香奈 白玲・清麗・女流王座・女流王位・倉敷藤花を破った伊藤沙恵 女流名人に、西山朋佳 女王・女流王将が挑むカード。

その第1局は、西山朋佳 女王・女流王将が110手で先勝

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箱根・岡田美術館で1月15日に行われた第49期 岡田美術館杯 女流名人戦 五番勝負 第1局は、西山朋佳 女王・女流王将が110手で先勝。

画像↑↑↑は先手 伊藤沙恵 女流名人の初手▲2六歩で飛車前を開け、後手 西山朋佳 女王が2手 △3四歩で角道を開けて開戦したときのいち場面。

この20代女流棋士決戦の行方を見守るのは、左から岡田美術館 小林忠 館長、ユニバーサルエンターテインメント 富士本淳 代表取締役社長、塚田泰明 九段、報知新聞社 依田裕彦 代表取締役社長、報知新聞社 丸山伸一 代表取締役会長、清水市代 女流七段・日本将棋連盟常務理事。

この2人の決戦のようすは、日本将棋連盟 公式YouTubeチャンネル「オンライン解説会」で9時間にわたり、高見泰地七段の解説、中村真梨花女流三段の聞き手で配信中。

中継サイトの棋譜解説にも注目を!

また、スポーツ報知と日本将棋連盟が運営する岡田美術館杯 女流名人戦 中継サイトでは、全5局の棋譜を1手1手、専門記者の解説付きで表示。

「反転Help設定6六は依然として最急所だ。16時になり、箱根町にチャイムが流れた。メロディは「箱根八里」。伊藤は右手で左腕をつかんでいる。この急場をしのげるか。▲6四馬は△6六歩▲5六銀△6七歩成▲同銀△6二香が決まる。※局後の感想※「△6五歩と打ったところで、少し美濃の堅さが生きる展開になったかなと思いました」(西山)」といった専門記者のリアルな解説で、ついつい全手をチェックしてしまうほど、貴重なレポートが公開されているから、チェックしてみて↓↓↓
https://live.shogi.or.jp/joryumeijin/kifu/49/joryumeijin202301150101.html

さらに、スポーツ報知WEBサイトでは、岡田美術館杯 女流名人戦の記事を複数の専門記者陣が多彩な角度からレポートしているから、こちらもあわせてチェックしてみて↓↓↓
https://hochi.news/search/?q=%E5%B2%A1%E7%94%B0%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%E6%9D%AF

気になる両女流棋士のお昼ごはんメニューと2回のおやつは別記事で

―――そして岡田美術館杯 女流名人戦でもうひとつ気になる話題が、両女流棋士が伊藤沙恵 女流名人と西山朋佳 女王が決戦中に食した岡田美術館 開化亭のお昼ごはんと2回のおやつ。この話題についてはまた別の記事に。注目を。

岡田美術館『若冲と一村 時を越えてつながる』開催中

また、岡田美術館杯 女流名人戦 五番勝負の初戦の舞台、岡田美術館では6月4日まで、開館10周年記念展 第1部『若冲と一村 時を越えてつながる』を開催中。

2023年秋に開館10周年を迎える岡田美術館では、これまでの展覧会においてとくに人気の高かった画家4人に焦点をあて、2人ずつ2部にわけて特別展を開催。

その第1部が、江戸時代の伊藤若冲と昭和時代の田中一村。

両画家とも近年、人気が急上昇したアーティスト。生涯独身を通し、描くことだけに情熱を注いだ2人は、写生を徹底したことや、あでやかな彩色、画面に行き渡る緊張感など、作風にも類似点が見いだせることから、若冲研究の第一人者でもある岡田美術館 小林忠 館長は、一村を「昭和の若冲」と称するほど。

『若冲と一村 時を越えてつながる』では、若冲と一村の着色画、墨絵、同じ種類の鳥を描いた絵などをさまざまに組み合わせて紹介し、関連する画家の作品や伝統的な花鳥画の屏風絵などもあわせて約40件を展示。

さらに、開館10周年記念展 第1部・2部の会期中は、『10周年の感謝をこめてお誕生日ペア特別ご招待』も実施。

誕生日当日の本人と同伴者1名の入館料が無料になるから、ぜひ誕生日にあわせて、岡田美術館へ―――。

◆岡田美術館 OKADA MUSEUM OF ART(ユニバーサルエンターテインメント)
https://www.okada-museum.com/