千代田区のJR東京駅構内(地下1階)にある東京ラーメンストリートでは、2021年7月15日から「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」を開催しています。前回の第5弾 青森「中華そば ひらこ屋」に続き、北海道・函館「函館麺厨房あじさい」が、2023年1月24日(火)~2023年4月19日(水)(予定)まで出店します。

 

『函館麺厨房あじさい』

函館の代表的なラーメンといえば塩ラーメンですが、函館へのラーメンの伝来は日本で1・2を争うほど早かったそうです。そんな歴史の深い函館ラーメンの文化と伝統を守り続けながら、さらなる味の進化にチャレンジしている創業90年以上の老舗、「函館麺厨房あじさい」。老舗ならではの洗練された味と、時代に合わせて進化し続ける名店の味を東京駅で楽しめます。

 

あっさり特製塩ラーメン

北海道南産の昆布・ホタテ・氷下魚、豚骨・鶏ガラ等をじっくり煮込んで炊き出し、棒ダラとにしんを決め手に煮込みすぎず、ぎりぎりのところを狙って作り上げた、透明で深いコクも感じるスープ。

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スープを活かすためにシンプルなトッピングとなっていますが、柔らかなちょうどいい厚さのジューシーなチャーシューと、醤油ではなく塩とダシがしみ込んだ味玉、メンマも固すぎず香りがとてもまろやかなのでとても食べやすいこだわりのトッピング。スープをめいっぱい吸った麩が入っているのもうれしい!

柔らかさの中にしっかりとした歯ごたえを感じる、もちっとした特注の中細麺。函館ラーメンは基本ストレート麺ですが、さっぱりとしたスープにもよく絡むように少しウェーブが入った麺に改良を重ねられています。

塩ラーメンだからこそじっくりと味わえる絶妙なダシの豊かさが味わえる1杯!

 

東京駅限定!ぶり節みその燻製チャーシュー麺

近年、函館でぶりの水揚げが増加している状況を受け、有志の方々と思考錯誤しながら開発。旨味たっぷりのブリパウダーに、時間をかけて燻製したチャーシューと味噌ベースのスープが調和したここでしか食べられない一品です。

しつこすぎず、しょっぱすぎないのにダシで濃厚に感じるみそスープ。香り豊かで、みそラーメンファンの方にはぜひぜひ、食べて頂きたい1杯です。

じっくりと燻製されたチャーシューはやや厚めに切られており、食べ応えのあるチャーシュー。

こちらも燻製の香りが口いっぱいに広がり、凝縮された旨味が癖になります。

 

そしてこのラーメンの特徴でもあるブリパウダーですが、これが素晴らしく香ります。

上の写真の味玉にかかっているのが、ブリパウダー。筆者はこのパウダーだけで食べたくなるほど旨味の詰まった最高なアクセントだと感じました。

麺もみそスープがからまりやすく、程よい太さで食べやすい。

老若男女に好まれるようなラーメンでした。

 

また、ラーメン好きには気になるお店のオリジナルトッピングも……

蝦夷ラー油と蝦夷油胡椒

蝦夷ラー油は、独自のレシピで創業当時から守り続けているここでしか味わえないラー油。ラーメンへのなじみが良く、辛さの中にもまろやかさがあり、食べやすい。風味豊かなラー油でした。

蝦夷油胡椒は、ブラックペッパーをメインに、道産の食材もふんだんに使用し、バジルとオリーブオイルに漬け込まれたものなのですが、塩ラーメンとの相性が抜群でした。また、コーンが入っていることで食感が良く、やや粗挽きのブラックペッパーがはじけます。

こちらも是非、味変で楽しんでみてくださいね!

 

そしてこちらもおすすめの、北海道といえば!

いくら丼です。

ラーメンとのセットも東京だと斬新です。オリジナルの味付けをした、道産イクラを食べることができます。

*画像は試食用です、実際の提供とは異なります。

ラーメン店でいくら丼も食べれるという2度おいしいセットメニュー、とても人気が出そうですね。

北海道のいいところを味わえる期間限定出店の「函館麺厨房あじさい」、是非試してみてくださいね!