東海道・山陽新幹線で活躍する「ドクターイエロー」のような存在が、JR東日本にもいます。それはE926形新幹線電気・軌道総合検測車「East i」(イーストアイ)です。

E3系新幹線をベースに開発された「East i」は、新幹線の列車が安全に走行するため定期的に軌道や電気設備を検査しています。JR東日本管内の新幹線だけでなく、北陸新幹線や北海道新幹線などの検測も担うことから、東日本の様々な路線でその活躍が見られます。

そんな「East i」の見学イベントを、この春大宮駅で――

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JR東日本大宮支社は1日、「East i」の車内などを大宮駅の新幹線15番線・16番線ホームで見学できる体験型イベントを実施すると発表しました。

イベントでは車内に入れるだけでなく、天井に設けられた「パンタ観測ドーム」に座ってパンタグラフと架線を間近で見学できるなど、珍しい体験メニューが並びます。

さらに、大宮駅の新幹線ホーム下に初めてお客さまをご案内、ホーム下の角度から「East i」や発着する新幹線の様子を見学することも……

イベント実施日は2023年3月26日(日)。午前の部・午後の部に分けて行われ、募集人数は午前の部が親子15組30名(子供は小学生限定)、午後の部が30名(中学生以上限定)です。

価格は午前の部が親子1組11,000円、午後の部が1人7,000円です。いずれも先着順で、2023年3月7日10時から「JRE MALL JR東日本大宮支社ショップ」で販売します。

(写真:カージ / PIXTA)