マスコットキャラクターのしんちゃん・けいちゃんのパネルや主要駅長とともに記念撮影する「VIVAIO船橋SC」チーム(筆者撮影)

野球、ラグビー、陸上競技(駅伝)と鉄道会社のスポーツ振興が盛ん。今回ご紹介するのはサッカー。

千葉県の新京成電鉄が主催し、松戸、鎌ヶ谷、船橋、習志野の4市教育委員会が後援する「2023新京成カップ沿線4市U-10サッカー大会」が2023年3月4日、船橋市内の運動公園で開かれ、参加8チームから船橋市の「VIVAIO船橋SC」が優勝した。

沿線4市には市立習志野や市立船橋、流通経済大柏といったサッカーの強豪校があり、少年サッカーも盛ん。新京成は、スポーツを通じた地域振興や交流促進を図ろうと冠大会を企画した。

ADVERTISEMENT

初開催は2018年で、大会出場はチームの目標になっていたが、2020年からは新型コロナの影響で、3年連続して中止。4年ぶりの新京成カップを待ち兼ねた子どもたちも多かった。

大会には各市の推薦を受けた船橋4チーム(うち1チームは前回優勝枠)、松戸2チーム、鎌ヶ谷、習志野各1チームが参加。8人制、20分ハーフ、トーナメント方式で勝敗を競った。

決勝に勝ち上がったのは、VIVAIO船橋と常盤平少年サッカークラブ(松戸市)。接戦の中で好プレーをみせたVIVAIOが4対1で常盤平に勝利した。VIVAIOは前回、2019年大会でも優勝しており、3年のブランクを挟んで2連覇を果たした。

記事:上里夏生