JR北海道は29日、2023年の観光列車「花たび そうや」運転概要を発表しました。

今年はキハ40形「山紫水明」シリーズの「山明」「紫水」に加え、「北海道の恵み」シリーズの「道北 流氷の恵み」「道東 森の恵み」を連結した4両編成での運転となります。

今年は4両編成で運転(画像:JR北海道)

3号車「道北 流氷の恵み」はフリースペース、1・2・4号車は全車指定席で、定員は120人です。

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運転日は5月13日(土)~6月4日(日)の土日計8日間。土曜日は下り旭川 10:41発 → 稚内 16:34着、日曜日は上り稚内 8:34発 → 旭川 14:46着。両日とも片道のみの運行となります。

きっぷは全国の主な駅の「みどりの窓口」や主な旅行会社などで、乗車日の1ヶ月前の午前10時から発売。JR東日本のネット予約「えきねっと」でも予約できます。

日本最北の鉄道路線である宗谷線(259.4km)を6時間かけて全線走破する「花たび そうや」。沿線には「ゆめぴりか」を生む米どころや「塩狩峠」「天塩川」など豊かな自然がいっぱい。鉄道ファン向けにはSL排雪列車「キマロキ」や問平陸橋、下平トンネルなども見逃せません。その他見所スポットはJR北海道の「宗谷線沿線寄り道マップ」(Webサイト)で詳しく紹介されています。

(写真:Jun Kaida / PIXTA)