東武鉄道は2023年5月16・18日の両日、DLのプッシュプル運転を行います。

プッシュプルとは、動力車(機関車)を列車の両端に配置して運行する方式のこと。今回の運転では「DL大樹」1・2・5・6号運行時に、「DE10 1099」と「DE10 1109」を連結します。

16日は鬼怒川温泉方面から「DE10 1099」「1号車」「2号車(オハテ12 2)」「3号車」「DE10 1109」、18日は「DE10 1109」「1号車」「2号車(オハテ12 2)」「3号車」「DE10 1099」と並びが逆になります。

5月16・18日の東武SL大樹列車編成(画像:東武鉄道)

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機関車はいずれも1971(昭和46)年に製造されたもので、かつては国鉄やJR東日本で活躍していました。「DE10 1099」には国鉄時代の標準カラーである鮮やかな朱色の塗装が施されており、一方の「DE10 1109」は寝台特急「北斗星」などを牽引したDD51風の青色の車体が特徴です。金色の帯と流星マークも必見です。

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DL大樹への乗車には乗車券のほか、DL座席指定券が必要になります。下今市~鬼怒川温泉間のDL座席指定料金は、大人(中学生以上)が520円、小児(小学生以下)が260円。座席指定券は乗車日の1ヶ月前から購入できます。当日の運行情報はSL大樹公式サイトに掲載。