新宿中央公園を散歩【駅ぶら】06京王電鉄 京王線006
※2023年5月撮影
トップ画像は、新宿駅西口広場から西に真っ直ぐ進んだ中央通りが公園通りとT字路になる新宿中央公園前交差点の東側から、新宿中央公園水の広場を見ています。
公園通りを陸橋で渡ります。正面は東京都庁舎。
※2023年5月撮影
カメラを上に向けて高い高い都庁舎を仰ぎ見ます。
※2023年5月撮影
新宿中央公園に入って芝生広場。ウィークデイですがノンビリと過ごす人たちがいますね。中央に「平和の鐘」があります。
※2023年5月撮影
水の広場を見ながら進みます。高校生の頃、ガールフレンドとドキドキしながら公園を歩いたことを思い出しました。往時渺茫。(笑)
※2023年5月撮影
新宿中央公園には彫刻がいくつも飾られています。これは「瞭(りょう)の像」
※2023年5月撮影
水の広場の滝の上から新宿駅方面。正面が中央通りです。
※2023年5月撮影
「写真工業発祥の地」の碑。
※2023年5月撮影
「この地は、明治三十五年五月、小西本店(現・コニカミノルタ)が写真感光材料の国産化を図り、研究所と工場(六桜社)を建設し、製造を始めたところである。同社は、さらにカメラの製造も始め、写真フィルムの国産化にも成功した。その後、昭和三十八年、新宿副都心建設事業により、八王子・日野へ移転した。今日わが国は、世界の写真王国となっているが、その礎は、この地で築かれたものである。昭和五十八年五月一日 新宿区設置」と記されています。
手前の小さな案内は「地域文化財 新宿区」として「第三号 六桜社(ろくおうしゃ)跡 明治35年~昭和38年の間操業していた六桜社(現・コニカミノルタ)の写真感光材製造工場の跡である。」と書かれていました。
丘の上に四阿(あずまや)があります。
※2023年5月撮影
新宿中央公園による案内板には「六角堂は、旧淀橋浄水場の洋風四阿で、階段を上がった先にある富士見台と呼ばれる築山上にあります。建てられた時期は、明治39年から昭和2年の間と考えられています。公園整備の際に、当時の地盤をそのまま残し、浄水場時代の記念物として保存しました。今では、浄水場があった当時の施設等はほとんど無くなり、この六角堂は現存する貴重な施設でることから、平成25年3月に新宿区の『地域文化財』に認定されました。六角堂の足下にはレンガを用いた飛び石があります。これは淀橋浄水場に使われていたレンガを再利用したものです。」右下に見える飛び石が明治時代のレンガです。
※2023年5月撮影
四阿で良い風に吹かれながら、少し足を休めました。
もう少し新宿中央公園を散歩します。
※2023年5月撮影
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参照しました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)