えちぜん鉄道は福井県立恐竜博物館のリニューアルオープンにあわせ、その翌日となる2023年7月15日から「恐竜列車」を運行します。

恐竜列車は、かつて静岡鉄道(静鉄)を走っていた1000形車両を観光列車用に改造した車両です。

車両外観は恐竜の姿を大胆にあしらったデザインになっています。前方の車両にはアメリカ大陸に生息した恐竜など33種34体、後方の車両にはアジア地域の恐竜38種42体の姿が描かれており、その大半は福井県立恐竜博物館に展示されています。

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車内は今にも恐竜が飛び出してきそうな「ジュラシックゾーン」、化石の発掘現場にいるような「化石発掘ゾーン」の2つに分かれており、どちらも福井県立恐竜博物館までの旅を盛り上げてくれそうな、心躍る内装となっています。

恐竜列車の運行日は?

えちぜん鉄道はホームページ上で令和5年夏季の運行日を発表しています。

◆7月:7月15日(土)~31日(月)の期間中は毎日運行
◆8月:8月1日(火)~31日(木)の期間中は毎日運行 ※11日(金)を除く
◆9月:9月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)、18日(月)、23日(土)、24日(日)、30日(土)

運行時間は9:35 福井駅発 → 10:30頃 勝山駅着。1日1便のみで、途中駅での乗降は出来ません。恐竜列車の定員は50名です。

料金・予約方法

恐竜列車の料金は次の通りです。

◆一般:4,500円
◆大・高校生:4,000円
◆中学生:3,800円
◆小学生:3,300円
◆幼児3歳以上:2,000円
◆幼児3歳未満:無料
◆シニア(70歳以上):4,000円
◆障害をお持ちの方
(対象)本人及びその介助者1名:2,600円

料金には当日限り有効の「えちぜん鉄道1日フリーきっぷ」「勝山市内バス乗り放題」「恐竜博物館常設展入館料」「恐竜列車特別料金」が含まれています。乗車だけを目的にすると割高に感じられますが、恐竜博物館の見学やえちぜん鉄道の沿線観光などを楽しむことでおトクになる価格設定と言えるでしょう。

予約はえちぜん鉄道ホームページ「恐竜列車」特設ページからの事前予約・事前決済制(クレジットカード)となります。受付開始は2023(令和5)年6月15日(木)から。電話での予約等はできません。