千歳烏山散歩もようやく最終回【駅ぶら】06京王電鉄 京王線074
※2023年5月撮影
トップ画像は、千歳烏山駅京王八王子側の北口を出て旧甲州街道に向かう商店街。
千歳烏山新旧散歩も最終回です。31年も住んでいた筆者にはまだまだ懐かしい風景がありますが、キリがありません。(笑)
この商店街もすっかり店舗が替わってしまって、懐かしいと言うよりも「ありゃ、ありゃ」という驚きの連続です。左側の「KALDI」「TSUTAYA」の入るマンションも初めて見ました。
※2023年5月撮影
おっ、この八百屋さんは変わっていません。
※2023年5月撮影
この路地を入ったところに鹿児島出身のご夫婦がやっている焼き鳥屋があって、お店に鹿児島の御親族から「香りの強い」芋焼酎「白波」を送ってもらっていました。筆者はこの芋焼酎を飲みに通っていました。・・・と言っても既に20年経っています。残念ながらお店は無くなっていました。
1998年(平成10年)6月の商店街です。
この「万福食堂」にもヨク行きました。現在では、あり得ない光景かもしれませんが、でっぷり太ったおばちゃんが「くわえタバコ」で調理していました。(笑)もちろん今は、影も形もありません。
※1998年6月撮影
ありゃ、和菓子の「たちばな」の店舗が新しく出来ています。「パンセ」が食べたくなります。
※2023年5月撮影
旧甲州街道に出ます。
※2023年5月撮影
旧甲州街道を東に歩きます。
※2023年5月撮影
小田急バスの乗降場があります。筆者も時々吉祥寺行のバスに乗ってました。
※2023年5月撮影
「烏山区民センター」の方に曲がって南に歩きます。この「成城石井」も知らなかった。
※2023年5月撮影
住んで居た頃、時々食べていた「深大寺門前そば」は健在でした。隣の電気屋さんも昔からあります。
※2023年5月撮影
「烏山区民センター」の広場を通って千歳烏山駅に向かいます。筆者が1963年(昭和38年)に引っ越して来た頃、ここには烏山小学校が移転した後の木造校舎が残っていました。
※2023年5月撮影
その頃からある文具店、昔は隣に玩具店があってプラモデルの品揃えがよかったので頻繁に「見に」きていました。ふだん買うのはゼンマイで走らせる100円のレースカーかゼロ戦のプラモでした。(笑)
※2023年5月撮影
長々と千歳烏山を【駅ぶら】してしまいました。(何と14回!)筆者が長年暮らした街なので、つい懐かしくてあちこち訪ね歩いてしまいました。お付き合いありがとうございました。
実は愛読書の『みみずのたはこと』(徳冨蘆花健次郎/岩波文庫)に烏山寺院通りの事などが書かれているのですが、これもまた長くなってしまうのであえて割愛しました。
次回は千歳烏山駅から仙川駅に向かいます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)