泉北高速鉄道(大阪府)は新型通勤車両「9300系」の営業運転開始日を2023年8月8日と発表しました。

泉北高速鉄道としては約15年ぶりの新型車両です。南海電鉄の8300系をベースとしており、老朽化した3000系車両の代替車両として、この夏に4両編成を2本導入します。環境性能も高く、置き換え対象の3000系と比較すると、消費電力はおよそ半分になるということです。

外観上のデザインの特徴として、先頭部はアイボリー、側面に泉北高速鉄道のラインカラーとして定着しているブルーの帯を配しています。帯には「SEMBOKU」のスタイリッシュなロゴが躍ります。

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車内は濃い色調の「木目調」デザインとなっており、家の中にいるような落ち着きと安らぎの空間を演出します。一般座席は赤系の濃淡2色、優先座席は黄色にそれぞれ色分けされています。

また、車内の特徴としてドア横のスペースが広めにとられており、すべての車両に多目的スペース、車いす・ベビーカースペースが配置されています。キャリーバッグなど大きな荷物をお持ちの方も利用しやすい車両です。

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