※2023年10月撮影

トップ画像は「武蔵陵墓地」正門の東側。午後の西日が強烈な逆光です。

中にお邪魔して総門に来ました。

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※2023年10月撮影

「武蔵陵墓地」には「大正天皇」の「多摩陵」と「貞明皇后」の「多摩東陵」、「昭和天皇」の「武蔵陵墓地」と「香淳皇后」の「武蔵野東陵」があります。

※2023年10月撮影

筆者は、子供の頃から両親に連れられて大相撲を国技館で観戦しました。その時にお相撲が大好きだった昭和天皇が臨席されていたことが2度ほどありました。ニコニコと手を振っておられるお姿が優しそうなお爺ちゃまで、昭和天皇が亡くなられた後、1度お墓参りに行きたいな、と思っていたのです。それで初めて「武蔵陵墓地」に来ました。昭和天皇だけでご家族のお墓を素通りするのも申し訳ないので全ての御陵にお参りします。

総門には陵墓地全体の案内図も掲示されています。

※2023年10月撮影

「宮内庁」さんの案内図が分かり易いのでここでもご覧ください。

※「宮内庁」ホームページより

「表参道」です。

※2023年10月撮影

その右側に「手水鉢」があります。ここで手と口を清めます。

※2023年10月撮影

「手水鉢」西側に池があります。

※2023年10月撮影

当初は「表参道」からお参りするつもりでしたが、家族連れが何組か先に歩き出されたので「ず~っと後姿を写すのも申し訳ない」と考えて筆者は「北参道」を進みました。

※2023年10月撮影

案内図では舗装路となっていますが、苔の緑に縁取られた閑かな参道です。

※2023年10月撮影

「北参道」経由でどの御陵にも500m以上歩きます。とにかく静かで鳥たちの鳴き声が時折聞こえるだけです。

※2023年10月撮影

武蔵野の原生林ではないかもしれませんが、緑が深くて清浄な空気が満ちています。

※2023年10月撮影

玉砂利の参道が見えました。

※2023年10月撮影

「西参道」に進みます。

※2023年10月撮影

次回は御陵にお参りします。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)