約250年前の庚申塔【駅ぶら】06京王電鉄247 高尾線37
※2023年10月撮影
トップ画像は「高尾街道/都道46号線」の高架の下を東に歩いています。
「昭和の散歩みち」という案内図があります。
※2023年10月撮影
その横には「多摩御陵・銀杏並木散歩」という案内塔。
※2023年10月撮影
両方とも詳細で親切ですが流石に読み取り難いです。
「宮内庁」さんの「武蔵陵墓地への道順」がとても分かり易いので地図を拝借します。
※「宮内庁」ホームページより
左の石柱の塀は既に「武蔵陵墓地」です。
※2023年10月撮影
「庚申塔」があるという情報を見た記憶があったので右に曲がって探しました。
※2023年10月撮影
ありました!
※2023年10月撮影
覆屋の下に3基、巨木の下に2基ならんでいます。
※2023年10月撮影
左端は、何やら精緻な絵柄が刻まれていることが分かります。しかし筆者が無知なので内容を判読出来ません。中央はお地蔵様。右は青面金剛像がハッキリ分かる庚申塔です。左側面に「安永七戊戌四月」と読めました。1778年ですね。250年近く経つ古い供養塔です。
※2023年10月撮影
左は分かりませんが、右は正面に青面金剛と三猿の一つ「見ざる」が、両側面に残る三猿(左が「聞かざる」右に「言わざる」)が刻まれていました。庚申塔ですが日付は判読出来ませんでした。
※2023年10月撮影
大好きな庚申塔を見ることができて元気百倍。「武蔵陵墓地」に向かいます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)