東京・二子玉川の街全体が、映画館になる―――。

毎年秋に開催される日本最大規模の“子ども国際映画祭”―――キネコ国際映画祭が、11月1~6日の6日間、二子玉川ライズや玉川高島屋 S・C、二子玉川公園などで開催。

毎年11月、子どもから大人まですべての人が映画の感動に浸れるキネコ国際映画祭も、ことしで30回目。

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「第30回 キネコ国際映画祭」(11/1~11/6@二子玉川)の初日オープニングレッドカーペットには、ジェネラル・ディレクターの戸田恵子(2008年から参加/15回目)、プログラミング・ディレクター中山秀征(2011年から参加/12回目)、スペシャル・サポーター高橋克典(2016年から参加/7回目)、横山だいすけ(2018年から参加/5回目)、桂宮治(今年初参加)がランウェイ。

来場者や審査員、作品関係者らで満席の会場に立ち、それぞれが「第30回 キネコ国際映画祭」にこう期待を込めた。

「たくさんの子どもたちに足を運んでもらえるように」

「ことし2023年のキネコ国際映画祭は、ついに30回目ですね。海外からもたくさんのお客さんに来ていただきまして、とても熱気があります!」(戸田恵子)

「30回目ということで、あらためてスケールの大きさに驚いてます。秋と思えないような暖かい気温で非常に心地が良く、イベントにぴったりの気候ですね」(中山秀征)

「この映画祭を知って、勝手に応援させてくれといってもう7回、参加しています。今回もすばらしい映画をたくさん用意していますので、ぜひお楽しみください」(高橋克典)

「ちょうど30回目というタイミングで僕も参加させていただきとてもうれしいです。年々豪華になっている映画祭ですが、たくさんの子どもたちに足を運んでもらえるように我々もがんばっていきたいと思います」(横山だいすけ)

「人生で初めてレッドカーペットを歩いたので、どんな顔して歩けばいいかわからなかったです。ちょうどこの沿線に住んでいて子どもが3人いるので期間中に家族で来たいなと思っています」(桂宮治)

海外も注目する「ライブシネマ」に感動の拍手

そして海外も注目するキネコ国際映画祭ならではのショーが、「ライブシネマ」。

ステージに登場した戸田恵子・中山秀征・高橋克典・横山だいすけ・桂宮治らが、スクリーンに上映される映画「ぼくらのビッグ・ドリーム」など3作品の生吹き替えをライブ披露。

このライブシネマは、「字幕が読めない子どもたちでも安心して楽しめるように」というキネコ国際映画祭ならではのユニークなプログラム。

スペシャルゲストが臨場感ある生吹き替えを行うことで、子どもたちはスクリーンに目が釘付け。オーディエンスは大きな拍手で応えた。

戸田恵子「大きなスクリーンでみんなとひとつの作品を観て」

「ほんとうにすばらしい映画が毎年いろいろな国から集まってきています。この映画祭はお子さんが自主的に来れる場でもないんですよね。周りにいる大人のみなさまがぜひとも声をかけていただきたい。

大人の社会で起きていることは子どもの社会でも起きています。(その社会を)映画を通じて、お父様お母様が教えきれないところを学んでもらえたらいいなと思います。

おうちで小さなスマホで観るのもいいですが、ぜひともこのような場所にきて、大きなスクリーンでみんなとひとつの作品を観ていただけたらなと思います」(戸田恵子)

中山秀征「この映画祭は子どもたちのためにある」

「30年の歴史があるキネコ国際映画祭。ほんとうにみなさんで力をあわせてここまでやってきました。これだけの大きな会場で多くの人々が集まってできるようになったこととてもうれしく思います。この映画祭は子どもたちのためにある。そこに大人が協力することで子どもたちが世界に羽ばたくチャンスを得ることができると思います。その第一歩にこの映画祭がなってくれればいい」(中山秀征)

「今回関わらせていただいた作品を見て、子どもたちの目が演技ではなく限りなく真実に近く希望を感じました。あらためて映画の力、エンターテイメントの力を感じました」(高橋克典)

「ほんとうに観て楽しめる映画、さまざまなことを考えさせられる映画など、いろいろなストーリーの映画があるので、ぜひみなさん足を運んで、実際に観て感じてほしいです」(横山だいすけ)

初めて参加した桂宮治は、扇子と手ぬぐいだけで伝える話芸、落語を通して、「想像することの大切さ」を子どもたちに伝え、最後に“なぞとき”でこう締めた。

「キネコ国際映画祭とかけまして、お気に入りの洋服と解く。その心は、一度きたら、またきたくなるでしょう」(桂宮治)

―――お後がよろしいようで。キネコ国際映画祭は、11月1~6日の6日間、二子玉川ライズや玉川高島屋 S・C、二子玉川公園などで開催。公式サイトをチェックして、行ってみて↓↓↓
https://kineko.jp/

社会問題の気づきなど、学びがある映画の時間を

キネコ国際映画祭は、世界の三大映画祭のひとつに数えられるベルリン国際映画祭(ドイツ)の児童映画部門「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」の協力を得て、1992年に創設。

ティーンズ審査員を含む約20人の「キネコ審査員」によって、海外作品部門の最優秀作品賞(グランプリ)を選定。

日本作品部門においては、世界の子ども映画祭のディレクターや専門家の国際特別審査員がグランプリを決定する。

期間中、楽しくてワクワクする映画はもちろん、楽しさだけではない多様な感情を体験する映画も上映することで、子どもだけなく大人にも、社会問題の気づきなど、学びがある映画の時間を体感できる。

また、各所で映画を楽しむたくさんのコンテンツを実施。本格的なホールから野外上映、街中のカフェや公園など、街のあちこちで、多くの企業や地域団体と、親子でいっしょに学べる多様なイベントやワークショップも開催している。