オリジナル24時間券(大人)イメージ(画像:東京メトロ)

渋谷の待ち合わせスポットとして有名な「忠犬ハチ公」の銅像ですが、モデルとなったハチ(秋田犬)が誕生したのは1923年のこと。

東京メトロはこのほど、11月にハチ公生誕100周年を迎えるにあたり、「ハチ公生誕100年記念乗車券」を発売すると発表しました。

11日には渋谷駅に乗り入れる同社およびJR東日本、東急電鉄、京王電鉄の「渋谷駅鉄道各社記念商品4社セット販売」とし、記念台紙と銀座線の新旧車両(1000形及び1000系)のペーパークラフトをセットにしています。

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12日以降は単独販売とし、東京メトロ銀座線の渋谷駅、表参道駅で発売。大人用と子供用をセットで購入された方には、数量限定で記念台紙をプレゼント。

記念台紙イメージ。中面の風景及び電車のイラストは東京メトロ渋谷駅の駅員がデザインしたものです(画像:東京メトロ)

ハチ公は秋田県大舘市生まれの生粋の秋田犬。1924年に鉄道で小荷物として運ばれ、東大農学部教授上野英三郎博士のもとへやってきました。1925年に博士が亡くなった後も渋谷駅へ通う様子が有名になり、晩年には「忠犬」と呼ばれるように。渋谷駅前には1934年にハチ公の銅像ができましたが、初代銅像は戦時の金属供出でなくなっており、現在の銅像は戦後に作られたものです(2代目)。

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