特急「はくたか」、覚えていますか?「新・鉄道ひとり旅」214回目の舞台は「北越急行ほくほく線」 かつて存在した軽便鉄道の駅舎も訪れます
鉄道BIG4のダーリンハニー吉川正洋さんらが全国鉄道をぶらりひとり旅して回る。そんな「新・鉄道ひとり旅」も214回目を迎えます。
スカパー!「鉄道チャンネル」(Ch.546)での初回放送は2023年11月18日(土)夜10時から。今回の舞台は新潟県の六日町駅~犀潟駅(59.5km)を結ぶ「北越急行ほくほく線」。「鉄道ひとり旅」で訪れるのはおよそ8年ぶりです。
ほくほく線はかつて国鉄北越北線として着工され、第三セクターに引き継がれた高規格路線(狭軌での高速運転を可能にするため高規格の運転設備を備えています)。かつては東京~金沢間のメインルートに組み込まれており、ほくほく線を走る特急「はくたか」に乗車して移動された方も多いはず。
吉川さんも何度も乗車したという特急「はくたか」は、北陸新幹線の金沢開業を機にその役目を新幹線に譲って引退しています。そこで北越急行は新たに「超快速スノーラビット」を設定、普通乗車券で乗れる列車としては最高の表定速度を誇りましたが、こちらは2023年3月のダイヤ改正で廃止されています。
今回はそんなほくほく線をゆっくりと旅してまわります。トンネルの中にホームがある、いわゆるモグラ駅として有名な美佐島駅で下車してみたり、ほくほく大島駅付近にある「日本一うまいトコロテン」のお店を探してみたり……
特に見所と言えるのはうらがわら駅でしょうか。かつてこの付近を軽便鉄道の「頸城鉄道」が通っていました。その終点であった浦川原駅舎はいま、東頸バスの社屋になっており、意外なところに軽便鉄道のレールなどが使われています。今回の旅では東頸バスの高橋さん(※)に詳しく紹介していただきました。
※「高」は「はしご高」。
在りし日の特急「はくたか」を思い出しながら、HK100形の普通列車で新潟を巡る「新・鉄道ひとり旅」。新機材を使った斬新なアングルも交えながら、ほくほく線の魅力に迫ります。
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