まさに映画製作の現場です【駅ぶら】06京王電鉄288 相模原線08
※2023年11月撮影
トップ画像は「多摩川白衣観音菩薩」の項で登場した「桜堤通り」の「榎観音」。遷座されて「多摩川白衣観音」になる前は、この木の下にお堂があったのですね。
「角川大映スタジオ」に向かっています。
※2023年11月撮影
大きなスタジオが見えて来ました。これは「角川大映スタジオ」になって完成したモダンなスタジオです。奥には昭和時代から使われてきた巨大なステージ(スタジオ)も残されています。
※2023年11月撮影
大映と言えばやっぱり「ガメラ」ですよね。
※2023年11月撮影
第一作『大怪獣ガメラ』の公開は、1965年(昭和40年)11月。筆者は小学4年生でした。しかしモノクロのこの映画を観たのは、後年になってからでした。
筆者が初めて観た「ガメラ」映画は、第二作の『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』(1966年/昭和41年4月公開)でした。個人的には同時上映された“大魔神”の「変身」の鮮烈さの方が印象に残っています。怪獣映画で時代劇というのも子供には新しい驚きでした。
スタジオ壁面には「角川文庫」で見慣れた鳳凰のマークと大映映画の冒頭で観てきたマークがならんでいます。
※2023年11月撮影
実は、大映スタジオの時代からここに来るのは初めてです。多くのCM撮影にも使われていますが、まさに本編映画製作の現場です。
※2023年11月撮影
メインゲート正面、右に穏やかな表情の「大魔神」、左は「怒りの形相」の「大魔神」の大きな2体が出迎えてくれます。
※2023年11月撮影
基本的に施設見学はできません。でも右の「SHOP MAJIN」は「どなたでもお入りいただけます。」と表示されていました。受付の方に確認して「MAJIN」におじゃまします。
※2023年11月撮影
入口には「大魔神/怒りの形相」が立っています。営業時間などはこちらをご覧ください。
※2023年11月撮影
わお!広くはありませんが「ガメラ」や「大魔神」がいっぱい!
※2023年11月撮影
次回は「SHOP MAJIN」をじっくり眺めます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)