Netflixは29日、パニック映画の金字塔として今もなお世界中で語り継がれる映画『新幹線大爆破』を新作リブート作品として制作すると発表しました。

『新幹線大爆破』は1975年に制作された、高倉健さん、千葉真一さんらが共演するパニック映画の大傑作。乗客1,500人を乗せた新幹線ひかり号に仕掛けられた爆弾を巡り、大惨事を企てる犯人とそれを追う捜査陣の対決が描かれます。

後に映画『スピード』(ヤン・デ・ボン監督)に影響を与えるなど多くの映画人に影響を与えており、鉄道ファンからの知名度も高い作品です。

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監督は樋口真嗣さん。原作映画のファンでもあり、長年温め続けてきた企画だといいます。本作では映画『日本沈没』でもタッグを組んだ草彅剛さんを主演に迎え、新幹線を舞台に最新のVFXと特撮を融合させた新たな「新幹線大爆破」を創出します。

制作陣から寄せられたコメント

制作決定の発表と同時に、制作陣からはこんなコメントが寄せられています。

主演 草彅剛

樋口監督とは18年ぶりにタッグを組むのでとても楽しみです。世界をドキドキさせられる作品を作り上げたいと思います!

前作の主演の高倉健さんの気持ちを受け継ぎ、全力で挑みます。

監督 樋口真嗣

子供の頃からの憧れ、新幹線・超特急。

かつては210キロを誇っていた最高時速も今では320キロ。

高速化に比例した緊張感。

そして複雑化し混沌とした閉塞感を孕んだ時代の“止まることのできない新幹線”が、まもなく出発します。

犯人の要求は?交渉は?

運行を管理する事業者の策は?

人質となった乗客たちの運命は?

その時、あなたならどうする?

空前のスケール、ショッキングな展開をシャープに描きます。

ご期待ください。

エグゼクティブ・プロデューサー 佐藤善宏 (Netflix)

『新幹線』は日本の絶対的な信頼と安全性を象徴する世界中が認める鉄道インフラです。その一方で、その原則を逆手に取り危険性を最大限に表出したタイトル『新幹線大爆破』は日本が世界に誇る映画の一つです。この安全性と危険性の極端な要素を融合させてしまった非現実性こそが、エンターテイメントの力を引き出す魅力的なコラボレーションの作品だったと言えます。そして、約半世紀の時を経て、この新たなリブート作品は、より洗練された安全性と新たな映像技術で描かれる危険性によりさらなるエンターテイメントの高みを目指せる作品になると確信しています。ただただ、純粋にオモシロい!と叫んで頂ける作品を日本のみならず世界のお客様にお届けできるようスタッフ・キャスト一同全力を尽くします。

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