山陽電気鉄道、2025年1月に運賃改定実施へ 通学定期は据え置き
山陽電気鉄道(本社:神戸市長田区)が近畿運輸局宛てに実施運賃の変更届出を行いました。認可されれば2025年1月に運賃改定を実施します。
今回の運賃改定では、普通運賃・通勤定期を国から認可されている上限運賃まで引き上げます。通学定期については家計負担に配慮し、運賃を据え置くということです。
普通運賃は1~7km区間は変わらず、8~21km区間は10円、22km以降は20円の値上げとなる見込みです。通勤定期は1か月あたり100円~480円の値上げとなります。
山陽電気鉄道は、兵庫県南部を中心に運行する路線。同社は今回の値上げについて、電気料金や資材価格、人件費の高騰による経費増加に対応する財源を確保したうえで、今後も引き続き安全対策の強化・改善に努め、安全・安心・快適な輸送サービスの維持・向上に取り組むとしています。
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