「最大限の輸送力を提供します」大阪メトロ、万博に向け中央線ダイヤ改正 2025年4月
大阪・関西万博へ向け、Osaka Metroが来場者等の需要に対して運行可能な最大限の輸送力を提供するため、中央線のダイヤ改正を行います。本ダイヤの適用期間は2025年4月2日(水)~2025年10月13日(月・祝)です。
Osaka Metro中央線は、夢洲で開催される2025年大阪・関西万博会場へ直接乗り入れる唯一の鉄道アクセスルートです。新型車両400系の導入や、使用する列車の増強(23編成から33編成)、大阪港駅から夢洲駅間の最高速度を時速95キロメートルに変更するといった取り組みを行ってきました。
今回の主な改正内容として、ダイヤ種別は万博終了まで平日・土休日ともに統一します。1日の運行本数は上り376本・下り379本。1時間あたりの運転本数は次の表のとおりです。
このほか、4月中旬から7月中旬の平日に、日帰り教育旅行の団体・引率者向けに子ども列車(子ども専用列車・子ども優先列車)を運行します。上記画像中の9時台・10時台の()内の本数が、「子ども列車」として運行する最大本数となり、日帰り教育旅行で来場する児童・生徒の人数に合わせて調整を行うということです。
【参考】大阪・関西万博に向けて「子ども専用・優先列車」運行へ 2025年4月からおよそ3ヶ月 大阪メトロ
https://tetsudo-ch.com/12977219.html
子ども列車は「専用」「優先」の2通りあり、専用列車は森ノ宮駅→夢洲駅間で運行。停車駅は森ノ宮駅、弁天町駅、夢洲駅で、車両の先頭・側面の行先表示は「回送」となります。一般の利用者は「子ども専用列車」(最大4両)には乗れませんが、後方の車両に乗車することは可能です。ただし、森ノ宮駅、弁天町駅、夢洲駅以外では降車できません。
子ども優先列車は長田駅→夢洲駅間を各駅停車で運行。車両先頭・側面には「臨時」幕を表示します。各学校の児童・生徒が来場日時にあわせて各駅から乗車するもので、列車内が空いている車両でも次駅以降で児童・生徒が乗車しますので、一般の方は乗車されないようご注意ください。Osaka Metroは駅係員の案内や構内放送、車内アナウンス等で案内します。
このほか、夢洲駅発の終発時刻の変更が行われます。
(画像:Osaka Metro)
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