【2026年初詣】午年は“馬”ゆかりの神社・東京都内のおすすめ3選! 神馬に会える神田明神や天井画で新年の運気アップ等 “うまくいく”1年に

2026年は12年に一度の「午(うま)年」です。古来より馬は神様の乗り物「神馬(しんめ)」として尊ばれ、物事が「うまくいく」という言葉にかけて開運や勝負運の象徴とされてきました。
新しい年の幕開けに、干支にちなんだ場所で運気を上げ、最高のスタートを切りたいと考えている人も多いはず。この記事では、都内各所の初詣スポットのなかから、本物のポニーに会える神社や、歴史的な天井画が圧巻の名所など、2026年の午年にこそ訪れたい厳選3スポットをご紹介します。神田明神周辺の交通規制情報やアクセスもまとめて解説しますので、新年の計画にお役立てください。
2026年の干支「午」ゆかりの参拝スポット3選
干支にちなんだ神社を巡れば、その年の福を呼び込む素敵なきっかけになりそうです。馬の絵が並ぶ天井画や、実際に会える神馬など、都内には午年にぴったりのスポットが点在しています。
矢先稲荷神社/東京都台東区

江戸幕府3代将軍の徳川家光が建立した「浅草三十三間堂」を守護する目的で建てられた「矢先稲荷神社」。主神は倉稲魂命で、五穀豊穣・商売繁盛・家内安全・芸事上達などのご利益があると言われています。「浅草名所七福神」のひとつとしても知られており、七福神の福禄寿が祀られています。
こちらで有名なのが、拝殿の天井に描かれた「日本馬乗史」の100枚の天井画。日本の初代天皇である神武天皇から昭和の軍人西竹一まで、歴史上の有名人が描かれています。午年に訪れるには最高のスポットです!
アクセス:東京メトロ銀座線「稲荷町駅」「田原町駅」から徒歩約7分、各線「浅草駅」から徒歩約10分
五方山熊野神社 /東京都葛飾区

安倍晴明ゆかりの神社として知られる「五方山熊野神社」。陰陽五行説に基づいた正五角形の境内が最大の特徴で、夫婦楠のご神木や、神の使いとされる八咫烏(やたがらす)をモチーフとした境内のデザインやお守りも人気。銅造りの五重塔は境内のシンボル的存在です。
シェットランドポニーのきらら、ミニチュアホースのちょこ、日本ポニーのばにらという3頭の神馬がいます。初詣の際は、3頭の神馬を観賞できるほか、境内をゆっくり散歩できる「神馬ポニーウォーク」といった企画や「実物大馬フォトスポット」が設置されるとのこと。甘酒や三福だんごなどの「絶品グルメ屋台」も楽しめます。
アクセス:京成線「青砥駅」から徒歩約10分
神田明神/東京都千代田区

「神田明神(神田神社)」は730に創建。約1,300年の歴史を誇り、江戸全体を守護する「江戸総鎮守」です。神田・日本橋・秋葉原・大手丸の内・旧神田市場・豊洲魚市場など108町会の氏神様で「明神さま」の愛称でも親しまれています。日本三大祭りのひとつ、2年に1度行われる「神田祭」の舞台としても有名です。
社殿前のパドックには、15歳の葦毛の神馬、あかり(本名:神幸号)がいます。「看板娘」として参拝者に大変人気があり、神田祭では神輿を先導する活躍も。12月2日から授与されていた開運招福の「うまくいく御守」は、あかりのデザインがあまりに好評で、あっという間に終了。2026年1月下旬頃から再頒布予定とのことです。

なお、神田明神では2025年12月31日から2026年1月5日まで、大鳥居前本郷通り(国道17号)で交通規制を実施します。周辺は大変混雑しますので、当日は公共交通機関で向かいましょう。
アクセス:JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」、千代田線「新御茶ノ水駅」銀座線「末広町駅」から徒歩約5分
12年に一度の午年、馬に縁のある神社で心身を清めれば、軽やかに飛躍する1年になりそうですね。どのお寺・神社も三が日は大変な混雑が予想されますので、防寒対策を万全にして、時間に余裕を持ってお出かけください。
※本記事の掲載内容は執筆時点の情報に基づき作成しています。最新情報は公式サイトなどでご確認のうえおでかけください。
(注釈のない画像:Pixta)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
【関連リンク】