普段は乗れない「事業用車両」夏休み限定カードラリー、8月2日スタート 京王電鉄
京王電鉄は、軌道や架線の検測、資材運搬に活躍するデヤ901形・デヤ902形の入線10周年を記念して、8月2日から9月23日まで「京王線 事業用車両トレインカードラリー」を開催します。夏休み期間中、普段は乗れない名脇役の事業用車両をテーマに、カードを集めながら沿線をめぐる特別企画です。
同社では、日常の安全運行を支えるために、軌道と架線を高速で同時に検測する「クヤ900形(総合高速検測車 DAX)」、そのDAXと連結する「デヤ901形・デヤ902形」の2両、そして機材を運搬する無蓋貨車「サヤ912形」を合わせて計4両保有しています。
クヤ900形は営業列車と同等の速度で線路を測定し、デヤ901・902形はDAXのけん引に加え、レール運搬や小型スノープラウ装備による簡易除雪でも活躍。サヤ912形はレールや枕木など長尺資材の輸送を担い、安全点検と保守工事をワンセットで支えているといいます。
オリジナル車両図鑑が完成

集めた6種類すべてのカードを京王多摩センター駅改札カウンターで提示すると、先着2500名に達成賞としてカードホルダーが進呈されます。カードホルダーには解説や経歴が印刷されており、集めたカードをセットすればオリジナルの車両図鑑として楽しめるといいます。
参加には京王線・井の頭線全線を対象とした一日乗車券が必要です。トレインカードの台紙兼チェック用紙は京王線・井の頭線各駅で配布されます。対象駅は新宿、下高井戸、調布、府中、高幡不動、橋本の6駅で、配布時間は午前9時30分から午後6時までです。
(写真:PIXTA)
(鉄道ニュースや、旅行や観光に役立つ情報をお届け!鉄道チャンネル)
【関連リンク】