大阪駅・新大阪駅に「新タイプの顔認証改札機」導入へ 実証実験のモニターも募集

JR西日本は30日、大阪駅(うめきたエリア・連絡橋口)および新大阪駅において、新型の「顔認証改札機」を導入すると発表しました。JR西日本テクシアと連携して設計・開発してきたもので、2026年3月2日から、新たな実証モニターの募集と運用を開始します。
既存の改札機をフル活用!新タイプの顔認証システム
汎用性を高めた「標準型改札機」への機能増設
今回の大きな特徴は、従来のウォークスルー型のような特殊な形状ではなく、駅で一般的に使われている「標準型改札機(IC専用タイプ)」をベースに顔認証機能を増設した点です。既存の筐体を改造してシステムを導入することで、将来的な他駅への展開を考慮した構成としました。
カメラ2台体制で認証精度が向上
新たな改札機には、進行方向に沿って縦列に2台の顔認証カメラが配置されています。これにより、利用者が通過する際の認証精度を高め、よりスムーズな通行を実現します。

【参考】東武宇都宮線で「顔認証改札」スタート!26年春にはカメラ内蔵型の改札機も登場…生体認証サービス「SAKULaLa」の壮大なビジョンとは【コラム】(※2025年11月掲載)
https://tetsudo-ch.com/13016199.html
実証実験の対象エリアと参加方法
大阪駅・新大阪駅の設置場所を拡大
これまで実証運用を行ってきた「うめきた地下口」に加え、新たに大阪駅の「連絡橋口」にも顔認証改札機が設置されます。なお、新大阪駅では引き続き東口に設置されますが、新タイプへの切り替えに伴い、従来の専用機は撤去されます。
モニター登録はスマートフォンから
実証実験に参加できるのは、大阪~新大阪駅間を含む「ICOCA定期券」を所持し、モニター登録を完了した利用者です。登録は2026年3月2日から専用サイトやJR西日本のアプリ「WESTER」を通じて受け付け、顔情報とICOCAのIDを紐づけることで利用可能となります。
「顔認証改札機」実証実験 概要
実施内容および期間
【検証内容】顔認証技術とIC乗車券を併設した改札機のご利用状況(特にラッシュ時)の把握
【検証期間】2026年3月2日(月)から当面の間
【対象区間】大阪駅~新大阪駅
【準備期間】2026年2月2日~3月1日は工事・準備のため利用不可
今後の検証結果を踏まえ、JR西日本は他の改札口や駅への展開、さらに生体認証を活用したシームレスな移動サービスの変革を進めていく方針です。
(画像:JR西日本)
鉄道チャンネル編集部
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