原宿カルチャーを再定義 新 “原宿クエスト” 9/11に誕生!OMA重松象平が手がける建築にNIKE旗艦店やミシュラン星獲得の台湾料理店などが集結
1988年の開業以来、原宿のカルチャーと共に歩んできた「原宿クエスト」が、その歴史と精神を受け継ぎ、2025年9月11日(木)に新たな複合商業施設として生まれ変わります。
コンセプトは「Re: HARAJUKU CULTURE」。世界的建築家ユニットOMAの重松象平氏が手がけた独創的な建築の中には、旗艦店となる「NIKE HARAJUKU」をはじめ、ミシュラン星を獲得した台湾料理店や南青山の人気フレンチの新業態など、個性豊かなテナントが集結します。
原宿と共に歩んだ30余年。「原宿クエスト」が受け継ぐ精神
新生「原宿クエスト」が建つこの場所は、かつてNTTグループの前身である日本電信電話公社の総裁公邸があった由緒ある土地です。1988年、その跡地に誕生した旧「原宿クエスト」は、「A COLLECT FOR EX-STANDARD(流行に左右されない本物を集める)」をコンセプトに掲げた、多目的ホール併設の複合商業施設でした。

当時としては先駆的な存在として海外ブランドの本格進出を支え、時代の変化に応じて柔軟に姿を変えながら、常に原宿の街と共に歩み続けてきました。
今回の再始動では、その名と歴史を受け継ぎながら、コンセプトを「Re: HARAJUKU CULTURE」へと進化させ、再びこの場所から世界の原宿カルチャーを追求していきます。個性あふれる世界の原宿カルチャーを追求する多様な店舗が集い、ここにしかないモノ・コト・人との出会いを創出する刺激的な商業施設をめざします。

新しい「原宿クエスト」は、国際的建築設計事務所OMAのパートナーである重松象平氏によるデザインされました。「デュアリティ(二面性)」を建築コンセプトに、原宿・表参道に併存する異なる街の個性をつなぐ空間になります。地上6階・地下2階の高層棟と地上1階の低層棟で構成され、両棟の間に街の回遊性を高めるパサージュ(敷地内通路)が設けられます。
旧施設の延床面積の約3倍に拡大されており、より充実した空間を提供します。屋上には誰でも利用できるオープンスペースが設けられ、憩いの場として活用されます。
NIKE基幹店が4フロアを占める
主要テナントとしてスポーツブランド「NIKE」の基幹店「NIKE HARAJUKU QUEST」が地上1階から3階に入居し、9月11日(木)にオープンを迎えます。地下1階はNIKEによるイベントスペースとなり、合わせて計4フロアがNIKE関連のフロアとなります。また、屋上にはNIKEによるバスケットボールコートも整備されます。
その他のテナントは、11月以降順次開業予定です。ミシュラン星獲得の台湾料理店「富錦樹台菜香檳」、南青山の人気フレンチの新業態「Près de L’AS」、老舗天ぷら専門店「天ぷらひさご」などが予定されています。

原宿クエスト 概要
所在地:渋谷区神宮前1丁目13-14
敷地面積:1,956.49㎡
規模:地下2階、地上6階、塔屋1階
事業主:NTT都市開発株式会社、H-QUEST特定目的会社(東京センチュリー株式会社とNTT都市開発株式会社が出資するSPC)

この場所は、かつてNTTグループの前身である日本電信電話公社の総裁公邸が所在していた場所であることから、事業主には、NTT都市開発株式会社が名を連ねます。
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