子どもたちの笑顔があふれる電車運転体験=イメージ=(写真:水間鉄道)

子どもたちのあこがれ、電車を運転する夢を冬休みにかなえよう!

大阪府貝塚市を走る水間鉄道(水鉄)が毎回好評の「冬休みこども電車運転体験」を企画、参加者を募集している。開催は2025年12月28日。

貝塚~水間観音5.5キロの水鉄は、2006年からは外食チェーン「グルメ杵屋」の傘下に入り、今回も水鉄とグルメ杵屋グループ連名で情報発信された。

【参考】
全長5.5キロ、日本3番目のミニ私鉄・水鉄をウォッチング 鉄道愛あふれる藤本社長のメッセージもご覧ください(大阪府貝塚市)(※2025年6月掲載)
https://tetsudo-ch.com/13003061.html

会場は水間観音駅に隣接する水間車庫。運転するのは水鉄1000形電車。旧東急7000系電車で、旧東急車輛製造がアメリカの金属加工メーカー・バッド社とライセンス契約を結んで、1962~1966年に製作した。水鉄には1990年に譲渡され、2006年以降に1000形に改造された。

こども電車運転体験は事前申込が必要で、午前(10時)、午後(13時15分)の2部制。参加者がハンドルを握って、車庫内約100メートルを1往復する。募集対象は小学生以下各回12人。有料。申込はECサイト・鉄道ひろばから、締切は12月16日9時。応募多数の場合は抽選。

このほか水鉄からは、「大晦日 臨時・延長運転」のニュースも。終点の水間観音駅前には関西初詣スポットの水間観音があり、2025年12月31日(2026年1月1日)は貝塚発、水間観音発ともに深夜2時台まで列車を走らせる。

記事:上里夏生

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