首都圏新都市鉄道は14日、つくばエクスプレス(TX)において2026年10月1日(木)よりQR乗車券システムを導入すると発表しました。環境への配慮や持続可能な鉄道サービスの提供を目的としたもので、新システムの導入に伴い、従来の磁気乗車券は順次廃止されます。

券詰まり解消と環境への配慮

磁気乗車券は自動改札機に投入する仕組みのため、機器トラブルによる「券詰まり」が発生することがありました。QR乗車券への移行には、読み取り方式をタッチ式に変更することで、トラブルを減らしサービス向上を図るねらいがあります。

磁気乗車券は金属を含むためリサイクル時に環境負荷がかかっていますが、これをQR乗車券へ置き換えることで環境にやさしい事業運営が可能になります。さらに、複雑な磁気処理機構を持つ改札機を維持する必要がなくなり、将来的な保守の効率化にもつながるといいます。

磁気乗車券の廃止スケジュール

QR乗車券の導入に向け、同社は磁気乗車券の発売を順次終了します。

2026年3月、定期券などが先行終了

2026年3月13日(金)をもって、「磁気定期乗車券」および「小児用回数乗車券」の発売を終了します。なお、同日までに購入した磁気定期券や小児用回数券は、それぞれの有効期間終了まで利用することができます。

2026年9月末で全ての磁気乗車券発売を終了

続いて、QR乗車券導入直前の2026年9月30日(水)をもって、「普通乗車券」や「入場券」、「通学用割引回数乗車券」など、すべての磁気乗車券の発売を終了します。企画乗車券については決まり次第発表となります。

QR乗車券システムの導入にかかわるスケジュール

「QR乗車券システム」概要

導入日:2026年10月1日(木)初列車より
対象:自動券売機で発券する普通乗車券
利用方法:乗車券のQRコードを自動改札機のリーダーにタッチ

【磁気券の廃止日程】
・2026年3月13日(金)終了:磁気定期乗車券、小児用回数乗車券
・2026年9月30日(水)終了:すべての磁気乗車券(普通乗車券、入場券、各種回数券等)

【注意事項】
・2026年10月1日以降、自動改札機で磁気乗車券は利用不可。
・他社線発行の磁気連絡定期乗車券も、同日以降はTX線自動改札機で利用不可(係員窓口対応)。

普段、磁気乗車券や回数券を利用している人は、3月と9月の切り替え時期に注意が必要です。ICカードへの移行や新しい利用方法を確認しておきましょう。

(画像:首都圏新都市鉄道、TOP写真:pixta)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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