群馬・水上を行くデゴイチは、現場でどう整備されているか――。蒸気機関車 D51形498号機とC61形20号機が所属するJR東日本高崎支社は、5月6日、上越線 水上駅 転車台広場でSL整備作業説明イベントを開催します。開催時間は12時10分から12時45分。観覧は無料です。

同社HPによれば、当日は、快速「SLみなかみ」(全車指定席)が運転され、高崎を9時56分に発った列車が水上に12時03分に到着。その直後にイベントが行われます。この日のけん引機は D51 498 の予定です。

「D51形蒸気機関車(デゴイチ)は、貨物用の『力持ち』の機関車として、1936(昭和11)~1950(昭和25)年にかけて1115両が製造された。この数は、日本の機関車の一形式として最も多い。D51 498は、D51形の498番目の機関車として、1940(昭和15)年11月24日に旧鉄道省鷹取工場(兵庫県神戸市)で製造され、岡山・大阪・福島・新潟などで、1972(昭和47)年まで32年間活躍した。引退後は、上越線の後閑駅前で静態保存されていたが、1988(昭和63)年に動態保存の蒸気機関車として復活した」(同社)

今回のSL整備作業説明イベントでは、「水上駅到着後 水上駅転車台広場において元機関士によるSL整備作業風景の解説等」が行われます。同社は「SLについてもっと知りたいという人はGWにSLに乗って水上駅転車台広場に来てみては」と伝えています。