観音崎にヨーロッパ発祥のグランピング施設、誕生――。京浜急行電鉄とスノーピークは、「snow peak glamping 京急観音崎」を6月9日に開業させます。運営は、観音崎京急ホテル。

スノーピーク初の常設グランピングとなる同施設は、東京湾を臨むロケーションで、屋外宿泊が体験できるほか、地元・三浦半島の食材を使用した料理を、観音崎京急ホテルシェフが提供。また、この地に設置されるモバイルハウスの設計は、「西武 旅するレストラン 52席の至福」や、京王電鉄高尾山口駅、品川新駅などの“鉄道物件”も手がける隈研吾氏。

2社は、この「snow peak glamping 京急観音崎」の特徴について、「スノーピークによる初の常設グランピング施設」「モバイルハウスも含めスノーピーク製品を採用」「東京湾が広がる屋外デッキでの食事」「地元・三浦半島の食材を使用した料理の提供」などをあげ、こう伝えています。

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「京急グループは、都心から約1時間程に位置しながら美しい自然に囲まれている三浦半島エリアに、リゾートホテルなど観光事業を展開。アウトドアメーカーのスノーピークは、2017年1月にスノーピークグランピングを設立し、グランピング事業をすすめてきた。今回の事業を通し、新しいスタイルのアウトドア体験を提供することで、京急沿線である三浦半島エリアの観光活性化に取り組んでいく」

グランピングとは、「グラマラス(魅力的な)」と「キャンピング」をかけあわせた造語。「大自然のなかで高級ホテル並みの充実したサービスを受けることができるキャンプスタイルとして、ヨーロッパで生まれ、近年、日本国内でも人気が高まっている」(京急電鉄)。