2009年開業、JR埼京線・川越線で最も新しい駅、西大宮。駅前に畑や建設準備地が多くあるこの地に、独自発想の分譲マンション「ルピアコート 西大宮」が建設中です。5月12日、現地でメディア向け説明会が行われ、西大宮駅周辺の現状や、集合住宅のトレンドなどを聞いてきました。

電略記号「ニミ」、2015年度1日平均乗車人員8838人(定期外2102人+定期6736人)、2面2線のホームを持つ西大宮駅。その周辺は、北側が都市再生機構(UR)施行による大宮西部特定土地区画整理事業、南側がさいたま市施行による指扇土地区画整理事業で推進されています。

今回のメディア説明会は、駅北側「駅から徒歩6分」の地にあるルピアコート西大宮の現地モデルルームで行われました。手がけたのは浦和レッズのトップパートナー、ポラスグループの中央住宅です。

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駅前に立つと、市が担う南側も、URが手がける北側も、空き地や田畑、建設準備地などが目立ちます。コンビニを探しても駅前にはなく、駅北側に走る国道16号 西大宮バイパスまで出ないとたどり着けません。

ママ鉄・子鉄も興奮!? 越谷レイクタウン、浦和美園に次ぐ注目エリアに

駅の北側(国道側)は、五輪代表選手などのトップアスリートを輩出する埼玉栄高校があり、駅は朝夕は学生たちで混雑。この駅北側に、浦和レッズのパートナーで埼玉・越谷に本社を置くポラスが、街づくりに参画。ルピアコート西大宮を手がけた中央住宅(ポラスグループ)の越石勝貴氏は「今後、西大宮エリアに力を入れていく」と力を込めます。

「埼玉県南エリアで大規模物件を展開する地として注目されているのは、越谷レイクタウン、浦和美園。それに次ぐ注目エリアが、西大宮。そのなかでも、新築分譲マンションを探しているユーザーは、私鉄線よりもJR線を選ぶ傾向で、浦和美園よりも注目されている。西大宮と新宿の間は、通勤快速で42分」

また、建物と西大宮駅の間についても、「信号がひとつもなく、歩者分離でアクセスできる」と越石氏。「ベランダ側窓からバスルームまで、ピアキッチンを介して一直線につながる風通し、専用ガーデン、屋上テラスといった共用スペースも差別ポイント。企画段階から女性視点、ママ目線の採り入れた」とも話していました。

この西大宮エリア、ママ鉄・子鉄も注目しそうです。2駅手前の巨大ターミナル 大宮には、3方向へと向かう新幹線や、東武野田線の特急リバティ、貨物列車、大宮工場、鉄道博物館など、“鉄分”が豊富。西大宮から2つめの駅、南古谷で降りると、埼京線・川越線の車両基地「JR東日本川越車両センター」、クルマで20分ほどの距離に東大宮操車場(東大宮車両センター)があり、3つめの川越で降りると東武線や西武線といった私鉄が行き交う光景もウォッチできます。