過去最高の2, 653作品から選ばれた大賞は神戸市の吸原 灯真さん(小学5年生)

阪神電鉄の絵画コンクール「ぼくとわたしの阪神電車」には、過去最高の2,653点(うち大阪市から1,675点、神戸市から539点。昨年は2,433点)もの応募があり、その中から大賞(1点)、準大賞(2点)、佳作(10点)の受賞作品計13点が選ばれました。

大賞は、独創的、かつ力強いタッチで、子どもらしく表現した神戸市の小学5年生、吸原 灯真さんの作品に決定。※トップ画像参照

◎大賞作品:受賞ポイント
フィンセント・ファン・ゴッホの作品?かと思ってしまうような、見事なゴッホ風(タッチ)の作品です。一筆一筆の色彩に光を感じます。まさしく印象派。吸原さんはゴッホの作品を観て真似たんだろうか?タッチを模したというより、自分の表現手段として確立できています。車両の色味の中にも微妙な色使いが良いですね。独創的なタッチで線路の感じも良い。天才小学生に遭遇したのか?と感じさせる作品です。

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◎準大賞作品
伊川 蓮(いかわ れん)さんの作品
受賞のポイント:
作品名は「尼崎車庫・工場」。頑張ったところ、見てほしいところは「9300系と5500系を見てほしいです」と作品に添えてありました。9300系と5500系ちゃんと描いてくれています。2車両以外もちゃんと描いてくれました。バスも登場させ、まさに阪神電車オールスター。作品名の「尼崎車庫・工場」らしさも表現してくれています。構図も配色も良いですね。力強い筆のタッチで全てが高いレベルにある作品です。

松本 真歩(まつもと まさと)さんの作品
受賞のポイント:
テラス付き阪神電車ができると良いですね。描いてくれたのは淀川の花火かな?天神祭かな?この夏観に行ったのかな?電車の上で花火を観ている人達は笑顔で表現してくれました。みんな楽しそうですね。銀河鉄道のように星空を翔る5000系。花火の配色も綺麗です。打ち上がる様子も描いてくれています。観ている内にこちらまで笑顔にしてくれる作品です。

11月10日(土)開催の「はんしんまつり2018」会場で、大賞・準大賞受賞者を対象に表彰式を実施、大賞受賞者を尼崎駅の1日駅長に任命される予定です。受賞作品は、沿線の5会場で順次展示されるとともに、10月12日(金)からホームページに掲載されます。また、大賞・準大賞の作品は、阪神電車車内にポスターとして随時掲出されます。

受賞作品展示(予定)
■ 会場での展示 場所と展示期間
阪神電車「梅田」駅構内(西改札内):10月15日~22日

阪神電車「神戸三宮」駅構内:10月23日~30日

阪神電車「尼崎」駅構内:11月2日~8日

「はんしんまつり2018」会場:11月10日(はんしんまつり当日)

「キッザニア甲子園」劇場前特設スペース:11月22日~25日(9時~15時、16時~21時)

■その他
阪神電車の車内吊りポスター(大賞・準大賞受賞作品のみ)
期間:10月13日から順次

阪神電気鉄道ウェブサイト
期間:10月12日から