無愛想な直角イス、夜空に響く床下発電機の音、駅そばをすすった深夜のバカ停 あのころ僕らは若かった
12系客車夜行急行の旅
かつては多くの人々に愛された座席夜行列車ですが、すでに姿を消して久しく交通機関としての夜行列車そのものも風前の灯となってしまいました。この企画はかつての夜行座席列車を再現し、当時の感動を追憶しようというものです。
日本旅行と秩父鉄道は、2018年12月22日(土)出発限定で秩父鉄道の12系客車を使用した夜行急行列車ツアーを共同で企画しました。
ツアー概要
ツアー名:「あの時の感動がよみがえる 12系客車夜行急行の旅」(熊谷駅発着)
出発日:2018年12月22日(土)出発限定 (2日間)
列車編成:秩父鉄道所属電気機関車1両+同社所属12系客車4両
最少催行人員:150名
旅行代金:
●基本プラン※車両無指定/ABCD席のいずれか1席/指定不可
【大人】10,000円【小人】8,000円
●2席占有プラン※車両無指定/窓側から2席(AB又はCD席)/指定不可
【大人】18,000円【小人】16,000円
●1ボックス占有プラン※車両無指定/向合せの4席(ABCD席)
【大人】34,000円【小人】31,000円
旅行日程
12/22(土) 熊谷駅(22:50頃発)――(臨時急行三峰)―― 車中泊
12/23(日) ――三峰口(25分停車)――秩父(2:10頃)☆参加者限定撮影会
☆ 秩父(3:00頃発)――三峰口(25分停車)――熊谷駅(5:30頃到着)
ツアーのポイント
★夜行運転(日付を超えて、終夜夜行運転を行います)
★参加者限定撮影会(深夜の秩父駅で側線に停車している車両の撮影会を催します)
★ヘッドマーク掲出(この列車オリジナルのヘッドマークを掲出します)
★深夜の機回し入替え(電気機関車単機牽引のため、深夜の折返し駅ごとに機回し入替を行います)
★鉄道グッズ車内販売(区間限定で秩父鉄道グッズの車内販売を行います)
★車内減光照明(深夜帯は車内の照明を減光します)
★記念硬券進呈(この列車限定の記念硬券を進呈します)
★複数座席占有プラン設定(1席利用の基本プラン、2席占有プラン、1ボックス占有プランを設定)
詳細はデジタルパンフレットをご覧ください。
発売:10月16日(火) 15:00受付開始
申込み先
「日本旅行 鉄道の旅」又は「日本旅行 大阪法人営業支店」ホームページから受付サイトに入り、インターネット経由で申込んでください。
「日本旅行 鉄道の旅」
「日本旅行 大阪法人営業支店」
直接お申込み画面へアクセスする場合
※秩父鉄道では受付しておりません。
お問い合わせ
(株)日本旅行 大阪法人営業支店(担当:山中・石田)
TEL:06-6204-1812 FAX:06-6204-1763
営業時間:平日09:30~18:00、土・日・祝休業
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懐かしい、というか、東海道新幹線開通以前は20時頃から22時過ぎまで東京駅からは10分おきに夜行列車が出発していたのです。1968年10月のダイヤ改正(ヨンサントオ)で夜行列車は激減します。155系電車が、東京都の中学生修学旅行専用車両「日の出号」だった時代です。修学旅行に新幹線が使われる様になって1971年(昭和46年)を最後に日の出号は使われなくなりました。旧型客車の夜行は元より、既に「北斗星」も「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」も廃止されています。豪華な寝台列車の登場は、また別次元の話です。