第四根尾川橋梁を渡ります。トラス橋でレールは枕木ではなく鉄骨に固定されています。通路部がトラスの外側に張り出しています。

鍋原駅。山の中の駅という雰囲気です。

駅名標。山の中でこの駅のある場所が鍋の様に平なのでしょうか。

鍋原駅から次の日当駅までの間に第五から第八まで4本の根尾川橋梁が続きます。

第五根尾川橋梁。ガーター橋です、枕木が無くレールは橋に直接固定されています。橋の周囲は金山渓谷という名勝地です。橋は延々とカーブしています。

第六根尾川橋梁。トラス橋です。

第七根尾川橋梁。トラス橋です。

宇津志トンネルを抜けると

第八根尾川橋梁を渡ってすぐに日当(ひなた)駅です。

日当駅。桜の季節にはカメラマンが大勢集まるそうです。(運転士さんの話)

駅名標。この駅名も好きです。もうポカポカ暖まりそうな地名ですが山間部の谷間で本当に日当たりの良い場所なのでしょうね。

日当トンネル(534m)をくぐります。

周囲は完全に山の中という感じです。けっこうな勾配を登ってゆきます。

第九根尾川橋梁を渡ります。トラス橋です。

すぐに高尾トンネルに入って

高尾駅に着きました。筆者はJR中央線沿線で育ったので高尾駅といえば中央線というイメージです。

駅名標。静です。鳥の声に混じって幽かに川の水音が聞こえます。

いよいよ終点の樽見駅も近くなってきました。【私鉄に乗ろう 09】樽見鉄道 その5 水鳥駅〜樽見駅 そして復路 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)