牛たんが食べたくなった。仙台に行くか、近くの専門店に行くか――。情報番組などで紹介される「仙台牛たん」の映像を見てしまい、「牛たん食べたい!」って思ったこと、ありませんか。そんな衝動に、新たな選択肢が生まれました。

といっても、ただの仙台牛たんではありません。JR中央線 国立駅前の“伝説系豚丼”と、仙台牛たんのハイブリッドメニューです。

その名も、「仙台牛タン塩すた丼」(980円)。名前からわかるとおり、あの“すた丼”を展開する「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」で8月1日から全国発売される“ご当地メニュー”の第二弾です。

ADVERTISEMENT

発売4日前のきょう、東京・渋谷で報道公開があり、そのボリュームや味、開発意図などを確かめました。同店舗を展開するアントワークスの昆野明日香係長は、この仙台牛たん×すた丼のコラボモデルのプロフィールについて、こう語っています。

「仙台牛タン塩すた丼は、仙台名物の牛タンを“すた丼屋流”にアレンジした新作。ニンニクと黒胡椒のパンチが効いた当店特製の塩ダレをからめて焼き上げた牛タンと、ジューシーで柔らかな厚切りの豚バラ肉を茶碗約3杯分の大盛りご飯に合い盛りした丼ぶりメニュー」

「牛タンと豚バラ肉、異色のコンビネーションで、ふたつの異なる風味と食感で、大盛りご飯も最後まで飽きずにイケるよう工夫した。さらに、とろろで、すた丼らしいパンチのある味付けに、“まろやかさ”をプラスでき、お好みで味の変化を楽しんで」

試してみると、すた丼の相変わらずの“にんにくドカン”な直球のソコヂカラに、牛たんのコリコリとした食感、とろろごはんの懐かしさ、さらに横に添わるレモンの爽やかな酸っぱみと、懐かしさや新しさに加え、仙台駅前と国立駅前の味を行ったり来たり……。

「仙台牛たんを、本気で食べようすると、専門店でも定番メニューで千円を超えるのが一般的」と昆野係長。純粋な仙台牛たんメニューではないけど、国立駅前の伝説的メニューのすた丼と、ご当地定番の仙台牛たんがいっしょに楽しめるのは、新感覚。“国立と仙台の味のハイブリッド丼”は、全国の「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」80店舗で体感できます。


左から、アントワークス 営業戦略部 西山友梨氏、同 和泉沢有祐課長、広報室 昆野明日香係長