【鉄の一瞥 39】 鶴見線を堪能 その5
大川駅から安善駅へ
大川駅舎、小さいことが分かります
ホームに戻ります。乗ってきたこの電車が折り返し始発鶴見行になります。
JR東日本の駅名標。
これは旧国鉄時代の?
07:31発鶴見行が出発。日本鋳造本社の踏切でおじさんが旗を振っています。
武蔵白石には停まらず(ホームがありません)そのまま鶴見本線に戻り、今度は上り線を順行。安善駅が見えています。
大川から4分で安善駅に到着。
不思議な駅名標。おおかわに伸びる線は本線を十字に横切って今は旅客営業の無い石油支線(旧浜安善駅行)を表しているのでしょうか。
浜安善までの石油支線は廃止されていますが、浜安善までの専用線が現役です。専用線から来る貨物の取扱用の側線があります。隣接する在日米軍鶴見貯油施設エリアへの専用線もあり、ジェット燃料を昭島市の拝島駅(JR貨物)までタンク車で貨物輸送しています。
ホームから駅舎。
駅舎正面です。安田財閥の安田善次郎から安善と名付けられました。
浅野駅側に公道踏切があります。安善駅長がいたのは何時の時代でしょうか・・・。1971年(昭和46年)には無人駅になっていますから50年近く経つのかもしれません。
武蔵白石駅までは600mなので、目視できます。マサイ族なら昭和駅(2.9km先)まで見えちゃうかもしれませんね。ただし直線で空気が澄んでいれば。
と、些か話が余計な方向に向かう前にここで一旦終了します。鶴見線3つ目の終端駅扇町駅に向かう「【鉄の一瞥 39】 鶴見線を堪能 その6」に続きます。
(写真・記事/住田至朗)