総武線の黄色い電車として活躍していた三鷹車両センター所属E231系が、秋田総合車両センターからオレンジの帯を巻いて出場中。総武線のE231が、500km北の秋田で武蔵野線向けに仕立てられて、再び帰京している。

大阪環状線では、オレンジ色の103系が10月3日で引退するが、東京圏では武蔵野線のオレンジ色205系がいよいよ数を減らす方向へ。秋田で仕立てられたE231系などに押し出されるかたちで、武蔵野線を去ることに。

オレンジ色の103系が走っていた時代もあった武蔵野線。205系が同路線にやってきて、2005年に“東京外環状線”から103系が完全撤退し、その12年後、大阪環状線から同じ橙色の103系が消える。武蔵野線では、こんどはE231系の登場で205系が押し出される……。