JR四国30年ぶりの新型特急車両2600系、12月2日に営業運転開始……次期車は車体傾斜に空気ばねを採用せず振り子に
JR四国30年ぶりの新型特急気動車2600系が、走行試験を経て12月2日に営業運転につく。活躍の場は、高松と徳島を結ぶ高徳線の特急「うずしお」。昼帯・夕帯の9・14・15・20・21・26号にあてられる。
この2600系は、車体傾斜に空気ばねを採用し、走行試験を重ねてきたが、「連続する曲線が多い土讃線において、2600 系は空気バネの制御に多くの空気を消費するため、空気容量の確保に課題がある」とJR四国。今後の新製特急気動車は、2600系をベースとしながら従来の振子方式を採用する。