JR東日本、コンカー、日本交通、国際自動車、大和自動車交通の5社は、近距離交通費の経費精算自動化に向け、Suica の利用履歴データを活用した共同実証実験を10月から開始する。

鉄道やタクシーなどをSuicaで決済した利用履歴データを「Concur Expense」と直接連携させ、近距離交通費の経費入力業務の完全自動化をめざす。

「日本人は生涯で経費精算業務に平均52日を費やしており、利益を生まない間接費の代表とされる経費精算業務の削減が重要」と5社。この交通費精算自動化によって、ビジネスパーソンの新しいワークスタイル、新しいビジネスの可能性を探る。

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本事業の全国展開をめざすコンカーは、Suica以外の交通系ICカードでの実証実験に向けて、複数の交通系ICカード発行事業者様と交渉中。