伝説の「シュプール号」が令和に復活!? 宿泊費高騰も怖くない、一夜限りの「スキー夜行列車」2026年1月に運行

JR東日本びゅうツーリズム&セールスは27日(木)、首都圏から新潟のスキー場へ向かう夜行団体臨時列車を利用した旅行商品を発売すると発表しました。出発日は2026年1月30日(金)の1日限定です。
「深夜発→早朝着」でゲレンデ一番乗り
かつて1980年代後半から2000年代にかけて、スキーブームを牽引した冬の臨時列車「シュプール号」。今回のツアーは、その懐かしい夜行列車の旅を彷彿とさせる特別企画です。
最大の見どころは、夜行列車ならではのタイムパフォーマンスの良さです。深夜に首都圏を出発し、早朝に目的地へ到着するため、朝一番のリフト稼働開始からたっぷりとスキーやスノーボードを楽しむことができます。
また、昨今の宿泊代高騰を背景に、移動と宿泊を兼ねた夜行列車を利用することで、賢くリーズナブルにウィンタースポーツを楽しめる点も大きな魅力です。
選べる4つのプランと料金
ツアー商品は「片道の夜行列車」に「リフト1日券」と「スキー場までの送迎」がセットになっています(フリープランを除く)。片道プランのため、帰りの新幹線や現地での宿泊などは自分の予定に合わせて自由に組み合わせることが可能です。
【対象スキー場・コース】
GALA湯沢スキー場:新幹線駅直結の利便性が魅力。
神立スノーリゾート:多彩なコースと充実した入浴施設が特徴。
かぐらスキー場:標高が高く、パウダースノーとロングシーズンが自慢。
越後湯沢フリープラン:自由に行動したい方向け(リフト券なし)。
【旅行代金(大人1名)】
通常プラン:12,000円〜17,000円
窓側確約プラン:19,000円〜24,000円
グリーン車指定席プラン:26,000円〜28,000円
※一部のプランでは小学生料金の設定あり。越後湯沢フリープランはグリーン車指定席プランなし。
予約方法
本商品はインターネット限定販売。「日本の旅、鉄道の旅」サイトにて申込を受け付けています。
昭和・平成のスキーブームを知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮な「夜行スキー列車」。一夜限りの特別な雪山への旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
(画像:JR東日本びゅうツーリズム&セールス)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
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