駅伝シーズン、いよいよ開幕―――。島根県出雲市とその周辺で10月9日「体育の日」、出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)が多なわれ、東海大学がトップでフィニッシュ。3連覇をねらう青山学院大学をおさえ、10年ぶりの優勝を決めた。

全日本大学駅伝、箱根駅伝と並び、大学三大駅伝として注目される出雲駅伝は、出雲大社正面鳥居前をスタートし、出雲ドーム前でフィニッシュする6区間 45.1kmのレース。

ランナーたちは、1990年に廃止された大社線(7.5km)の旧大社駅をかすめ(1区)、山陰線 直江駅(2区)、一畑電車線 旅伏駅(4区)の脇を行く。

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ことしは快晴のもとでレースが行われ、全区間にわたり、秋空のなかを走る学生ランナーたちの力走を見ることができた。10年ぶりに同レースで優勝した東海大は、1・2区とトップを快走。3区でいったん2位に転じるが、4区で再び首位に。そこからタスキを順当にトップでつなぎ、青学をおさえて優勝した。